『爆痛みか物語』
第2爆章

非力
激痛レベル
★☆☆☆☆

桃尻のつっぱりが気になりつつ
4月から新商品を入れたスーパーの大特売を企画!
果たして、どれだけ出るか…
前日から問屋を走り回っていた。
3日間のチラシ特売で

足りなくなった〜とSOSが携帯に入りまくる。

みかは商品を作ってる製造現場まで引き取りに行き
カロバンまんぱんに積み込み、配達をした。

段ボールに1つの重さは約7キロ。

トータルで200ケースもの商品を運んだ。
体力も力もないへなちょこ非力なみかだけど
面白いほどに売れてく事に喜びを感じていた。
終わった時は腰がだるく鈍痛がみかを襲った。
みかが入院してる間に、勝手に進んだ話もあった。
1日スーパーの店頭に立ち、試供品を配りながら、説明をして販売する。
業界では『マネキン』と言い、専門でやっている業者に頼む事が多い。
ただ、当たりハズレがあって
商品説明や売りたい気持ちはメーカーの人にはかなわないわけだ。
それで、みかがマネキンをやる事になった。
3店舗をピックアップして、日程をつめていく。
一日中立ったまま…
中腰で商品の陳列…
地獄の釜に足先を入れ始めてしまっていたみかだった。

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