激痛ヘルニア物語 Part2

第1話

再会
(激痛度レベルB)

はじめに
はっし〜です。
番外編を書こうと思っていたら、私生活がちと忙しくなってしまい
更新が滞ってしまった事をお詫び申し上げます。
その番外編ですが、ちと後回しにして第2部「さらなる激痛編」を先に執筆します。
はっし〜の激痛物語はじまり、はじまりです。




あのヘルニアの激痛との闘いから、すでに7年の歳月が経ったある日の事だった。
その7年の間、ヘルニアの事を思い出しつつも

もう、ヘルニアなんてなるはずが無い

そう自分に言い聞かせていた。
信じていたんだと思う。

しかし前兆は、あった。
鏡の前に立つと、いやに、体が傾いているように見える。
腰も、微妙に痛みが走る事もあった.
そんな自分の体にたいし、「大丈夫、大丈夫、気のせい、気のせい」と。
自分に言い聞かせていた。
そして、運命の再会がやってきた。
それは、12月31日。
大晦日だった。
そんな大晦日の日を、当時はやっていたスーパーファミコンの桃太郎電鉄を知人宅で夢中でやっていた。
腰に違和感を感じつつも・・・・

そして、やつは、やってきた。
ん???
ん?????
ん?????????

えーーと。
えーーーーーーーーと。
えーーーーーーーーーーーーーーーと。
うーーーん。
体が動かない・・・・
体を硬直しながら、冷や汗を流しつつも
ゲームを続ける為に、誰にも気づかれずにファミコンのコントローラを握りしめていた。
しかし、そんなはっし〜をあざ笑うかのごとく激痛がはっし〜を襲っていた・・・・

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