激痛ヘルニア物語
第50話

最悪の検査 説明と驚愕
(憂鬱度レベル最悪)

私の入院生活でこれ程いやな検査は存在しませんでした。
他の検査や治療は痛くても我慢ができない訳ではありません。
他の検査は痛い時間がだいたい決まっているからです。
でも、この検査は時間というものが決まっていないのです。
先生からこの検査の説明を受けました。
「この検査は痛いよ」
「背中から針を刺し神経を冒している場所を探し、そこから薬を入れるから」
それはもしかしてかなり痛いのじゃないのか。
かんべんしてほしいと思ったが
拒否できるはずもなく検査室に向かったのです。

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