激痛ヘルニア物語
第42話

看護婦 睡眠薬をくれ〜
(怒り度レベルA)

入院生活で辛いものの一つに睡眠があります。
何故か?
簡単ですあまりの痛さに簡単には寝ることが出来ないのです。
私の入院中の寝る手段はもう睡眠薬に頼るしかありませんでした。
本当ならあまり飲んではいけないと思いますが、仕方がありませんでした。
睡眠薬はやはり飲み出すと、もう睡眠薬が無ければ寝られなくなるからです。
そんなある日の事です、いつもの様に看護婦から睡眠薬を貰おうとしました。
しかし、その看護婦は
「睡眠薬なんて無くても寝られるでしょ!」
この時はさすがの私も、看護婦に怒ってしまいました。
怒っても、その看護婦は動せず
「先生から許可の連絡が来てないので出せません」
と絶対に睡眠薬を出してくれませんでした。
そして、辛くて長い長い夜を迎えました。
(注)実は睡眠薬の許可は先生からでており
その連絡が看護婦まで伝わってなかった事があとで分かりました。
でも、もうちょっと患者の事も考えて欲しいと思う出来事でした。

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