激痛ヘルニア物語
第147話

突然の腹痛 我慢
(激痛度レベルB+)

この湯たんぽをお腹に乗せて、お腹を暖める事にした。
しかし、重い・・・
でも
この重さ、この暖かさのおかげで、ちょっとだけ
痛みの気を紛らす事ができる。
でも、痛みは無くならない。
やっぱり痛い。
すんげーーー痛い。
なんで、背中とお腹の両方から痛みに苦しめなければならないんだろう。
ただでさえ、背中の傷の痛みを堪えているのに。
この夜は、なかなか寝ることが出来なかった。
寝返りをしたかった。
でも出来ない辛さ。
体の自由が利かない辛さ。
ここまで、体を動かせない事が出来ない辛さを今まで味わった事が無かった。
体は硬直状態のごとく真っ直ぐ正面を向いている。
どうする事もできず、真っ直ぐ向けて我慢するしかなかった。
朝を迎えるまで、痛みが引くまでひたすら
ひたすら
我慢をし続けました。

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