私が小学生の頃、家の裏は家庭菜園となっておりました。
ブロッコリーを収穫した母は、それをクリームシチューに入れました。
当時はまだブロッコリーという野菜はあまり出回っておらず、
「わあ!これなんて言う野菜?」と皿のシチューを覗き込んだ時です。
表面に無数の黄緑色の粒々が・・・紛れも無くアブラムシです。
よく見るとモジャモジャ足まで綺麗に残っています。
「み、みなかった事にしなさい!残さず食べるのよ!」と母。
大量に作られたアブラムシ入りシチューは、3日間毎日食卓に載ったのです。
吐き気はもよおしましたが、腹痛は無かったです。
私は一体何匹お腹に入れてしまったのだろう・・・。