大学1年生のときの話。
真夜中、腹痛で目が覚めてトイレへ直行。滝のような下痢をしました。
年に数回は下痢もするし、出してしまえば解決だと、たかをくくっていました が、
全部を排泄して何も出てこなくなっても、激痛が続くのです。
約1時間後にトイレから出たものの、すぐに第二波が襲ってきました。今度は爆音を轟かせて血便が出ました。
すぐさま母を起こして、夜間の診療をしてくれる病院まで連れていってもらいました。
幸い車で5糞…いや、5分ほどでしたが、大変長い道のりに感じられました。
信号で停車するたびに泣きそうになりました。
診察の結果は「胃腸炎」。整腸剤や殺菌するための薬をもらいました。
薬を飲むと下痢が軽くなり、4日後には大学に行きました。
復活してから数日後のことでした…NHKのニュースで、見慣れた校舎の映像とともに
「●●大学、O-157集団食中毒」
のニュースが!!
どうやら学食が原因で、約30人が入院とのこと。
ああ、これだわ…と思ったと同時に、場合によっては死にかねない病気だと知り、ぞっとしました。
その後、学食は閉鎖されて委託業者が追い出されました。
また、学生全員に検便を実施しました。
自称清純派の自分には屈辱的でした。
今でも、食中毒のニュースを見るとぞっとして、肛門に刻まれた記憶が鮮やかに蘇ります。