このサイトのタイトルにちなんで、今度は食中毒ネタを投稿します。
…あれはワタクシが小学生の頃の体育の日で起きた話。
ワタクシの住んでいる町は大層イベント好きで、もちろん、体育の日とくれば『町民運動会』を開催していた。
リレーとか玉入れとか普通の運動会となんら変わりはないのだが、一位になった者には賞品がでる、となれば当然出場する町民は皆、燃えていた。
正午。ワタクシもリレーに地区代表で出場し、まぁまぁな順位でゴールし、疲れ果て、同時に腹が減っていた。
『さぁ〜弁当でも食うか』
と町から支給された幕の内弁当の蓋を開ける。一口おにぎりを食べる。と、なんだか変だぞ。…臭う。臭うぞっ!
しかし、腹が減っていたワタクシはあまり気にせずそのまま一つ平らげてしまった。
次に鮭を…って…え?え?生?!焼けてないじゃん!!ハンバーグは…ありゃりゃ…中が赤い。鮮やかだ…この危険信号は流石の育ち盛りにも…。
…無理だ。仕方なくその場を後にし、たまたまお金をもっていたので近くのコンビニに冷やしタヌキうどんを買って食べた…が、他の小学生諸君は金などは所持していなかった様子でソレを我慢しながら食べていた。
…この数時間後に、悲劇が起きた。一人のボランティアの女性がぶっ倒れたのだ。
そして嘔吐。それを皮切りに次々と人々は嘔吐、嘔吐、嘔吐。
…食中毒ってのはこんなに早く発症するのか、と当時は大変驚いた。…どこを歩いてもゲロがある。匂いも強烈だ。もう最悪。地獄絵図とはこのことか…。
ゲロの海に飲み込まれ、何ともなかったはずのワタクシまでもらいゲロ。
運動会は中止になるわ救急車は足りなくなるわでもう大変だった。
…この惨劇は翌日N○Kでもニュースになった。自慢じゃないですよっ!
ちなみにこの仕出し弁当を作った業者は後日当然潰れました。 皆さん、ヤバいと思ったら無理して食べない様にして下さいね。