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2002/09/28 ネジ穴掘り1日目
ボルトを通す穴にボルトの頭の部分が入るような穴を掘りました。

まず、穴にボルトをはめ込み、ボルトの頭に沿って鉛筆でなぞりボルトの形を木の表面に写し取ります。
それが終わるとノミと木槌を使って、鉛筆で書いた線の少し内側を叩いていきます。
最初からピッタリの大きさに掘ろうとすると穴が大きくなり過ぎて後で取り返しのつかないことになるので必ず少し内側を叩きます。
一回り叩き終わったら、その叩いた深さ分だけ彫刻刀で掘っていきます。
本当はノミで掘ったほうが早いと思うのですが、材木を固定するための作業台を持っていないので斜めにノミを使うと木が動いてしまい思わぬ部分に致命的なキズを付ける事になるので封印しています。
今回のちゃ〜び〜製造が終わったら作業台を作ろうと思っています。

木には硬い部分と柔らかい部分があり、見た目からは硬いか柔らかいかは区別がつきません。(少なくとも私には)
ですので、ノミを木槌で叩くときには力を入れ過ぎないように慎重に叩きます。たまに思いっきり木槌を叩きたくなるときもありますが、そこは大人なので我慢します。

最後はミニルーターに研磨用のビットを取り付けて少しずつ穴を広げ、ボルトの頭がピッタリ入るようにします。
今までのちゃ〜び〜では、この微調整が大変でした。ノミや彫刻刀で0.1mmとかそれ以下の単位で穴を広げる作業には精度的な限界があり、どうしても広げすぎたり、材の表面を剥がしてしまったりといったミスをすることがありました。
それが今回はミニルーターのおかげで楽になりました。でもマスクをしないと気付かないうちに細かい粉を大量に吸い込むことになるので注意が必要です。
マスク無しで作業すると、作業が終わったあとに(粉塵を吸い込んだせいで)声がガラガラになっていたことがあります。やっぱりマスクはしないとダメです。

全部で3箇所終了。まだまだだぁー(×_×;)

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