ドンタコス通信000821

ああっ、夏休みが終わってしまった。
さらば、私の夏休み。そして、こんにちは仕事の日々。
というわけで、みなさま元気に夏を楽しんでいるでしょうか？
楽しんでいる方は引き続きお楽しみ下さい。そうでない方は、諦めましょう。
では、ドンタコス通信スタート！！

夏休みに入る前の話ですが、会社帰りに下駄を買いました。
土曜日で私服出社していたので、そのまま履いて帰る事にしました。
足に馴染んでいないので、ちょっと歩きにくいですが、クツでは味わえない
独特の感触を楽しみながら帰りました。
うーん、やっぱ下駄はいいな～。
さてはて、月曜日になり、いつものように会社に行きました。カバンの中か
ら手探りで筆入れを取り出そうとすると、何か、ぐにょっと柔らかい物体に
手が触れました。
なんじゃこりゃ？
予想外の手触りに思わずカバンから手を引き抜きました。
そんな柔らかい物なんてカバンの中に入れたっけなと思いつつ、記憶を巻き
戻しました。
ポン！！と頭の中で手を叩きました。
そうか、土曜に下駄を履いて帰ったので、それまで履いていた靴下をカバン
の中に入れたんだ。はっはっは、まったくこのバカ野郎が！！
帰ったら靴下を取り出さないとな、と思ったのですが、次の日も入ったまま
であった。

下駄を買った日に、会社に行く前に歯医者に行ってきました。
またもや、歯を抜かれにです。
前回のように麻酔をかけられて、しばらくして、先生が歯を抜こうとしまし
た。その時、ビシビシッという無茶苦茶、やばそうな音がしてきたのです。
麻酔が効いているので痛みはないのですが、音を聞いただけで反射的に痛く
なってしまいそうです。
簡単そうに抜いてたけど実は結構、スゴイ事やってたのね。
さて、抜いた歯の部分から血が出るので、これまた前回と同じように脱脂綿
を噛んだまま電車に乗りました。
しかし、前回と違い、血が止まる気配がありません。さっさと脱脂綿は血ま
れになり、溢れた血が口の中に次から次へとたまってきました。当然吐き出
すわけにもいかないので、少しずつ飲んで処理する事にしました。
血が止まらないまま、会社に到着し、まずはトイレでうがいをしました。予
想通り血で真っ赤です。うがいはあんまりするなと言われていたので、そこ
そこでやめました。
さて、ここで問題が発生しました。お昼ご飯にと買ってきたサンドイッチが
あるのです。しかし、口の中は血がダラダラ。食べても血まみれサンドイッ
チの味しかしないと簡単に想像できます。
かといって、昼ご飯を逃すのもイヤだしな。さてはて、どうしたもんか。
深く考えても仕方ない、人間食欲には勝てんのだ！というわけで、血の味の
する昼ご飯を食べたのでした。

歯を抜かれて思ったのだが、そのうちバイオテクノロジーが進歩したら、自
分の生体組織クローンを利用した「歯のタネ」なんてのができる気がする。
歯を抜いた歯茎の穴に「歯のタネ」を植えるとアラ不思議、１カ月で元の歯
に戻りました、ってな感じで。
保険が使えなくても１００万円ぐらいなら、やりたいって人はいるだろうと
思う。
いや、待てよ。それよりは個人の遺伝子情報を操作するウィルスのようなも
のを作って歯を抜いても、別の歯が生えてくる人間に改良する方が楽なのか
な。これなら一回やれば一生モンだし。でも、副作用があっても知りません
よ、ってな感じで。

夏休みは何がいいかって、日暮れ時に散歩ができるって事だ。
赤くなった空をぼんやり眺めて、のんびりと歩く。
この時期は夕方は気持ち良い風が吹いてくるので、暑くもない。
時間がゆったりと流れているのが感じられて、それだけで、もう何もいらな
いって気分になる。
やはり、サラリーマンというのは面白くない商売だなと、思い知らされます。

夏休みを利用して、ほとんど毎日、ゴキブリ着ぐるみを制作していました。
しかし、着ぐるみなんて作った事がないので、作業が思ったようにはかどり
ませんでした。うーん、困ったもんだ。
現在のところ５０％ぐらいの完成度です。
でも、作っていて楽しいんだわ、これが。
自分で被って鏡を見て、バカな姿にニヤニヤ笑って、さらに誰かに見せた時
の相手の反応を想像して笑ってました。
久しぶりに、人に見せて笑われる為に作っていました。

着ぐるみを作るスペースを確保する為に、一部ですが部屋の掃除をしました。
それは、掃除というよりは開拓と言った方がいいでしょう。
雑誌、新聞、木の削りカスから、最近見かけなくなった工具まで、様々な物
が発掘されました。
我が家を開拓したおかげで、部屋が２畳ほど広くなって特した気分です。で
も実は今まで２畳ほど損してただけなんだよな。しかも、その新天地は着ぐ
るみにアッというまに占拠さえてしまいました。

夏休みの深夜に着ぐるみを作成していたのですが、カッターナイフの切れ味
が落ちたので刃を交換しようと思いました。
しかしです、替え刃が見つからないのです。
おかしい、春に替え刃が無いとイザという時に困るなと先見の明を働かせて
買っておいたのに。
今がイザっていう時なんだ！！いったいぜんたい、何処いった。買っても見
つからないんじゃ意味ねぇぞ。
置いてありそうな場所を徹底的に探したのですが、見つかりません。
仕方ない、望みは薄いがコンビニでも行ってみるか。コンビニになけりゃ、
予備のカッターナイフを使えばいいし。
適当に身支度をして、玄関に積まれているハガキやら読み終わった小説の中
に埋もれたカギを探していると、なぜかカッターナイフの替え刃が転がって
いました。
なんで、こんなモンを玄関に置いとくんじゃ！！

Ｎ村が出店されてもらっている川崎アートマーケットのＨＰに掲示板があっ
て、そこで「出店したいけど、迷ってます」という人が居たので、Ｎ村の出
店スペースを一部貸すので試しに共同出店する事になりました。
驚いたのが相手の年齢、今度高校生になるんだとか。つまり中学生、しかも
女の子。
よく考えなくても、Ｎ村と年齢が一回り違うんだよな。
今度から、ドンタコス－ロリコン－Ｎ村に改名する必要があるかな。

夏休み最後の夕飯は、なぜか、トマトとスイカ。
やっぱりスイカを食べないと夏は夏じゃないからな。
それと、よく冷えたトマトのスライス。
我ながら、こんな晩御飯でいいのだろうかと疑問に思ったりするが、当人が
満足なんだから良しとする。
スイカは４分の１にカットされたものを買ってきて、全部平らげたのだが、
結構お腹が膨れました。小学生の頃はスイカが大好きで、晩御飯を食べてか
らさらにスイカを４分の１以上食べていたのだが、いったい何処に入ってい
たのだろうか。