ドンタコス通信
ドンタコス通信


さあ、最近すっかりサボり気味なドンタコス通信だ。最近、もう面倒になっ
てきたので、勝手にやめてしまおうかと思ったりするが、いちおう配信を待
っている人もいるようなので、まだ暫く続ける事にします。
では、はじまり、はじまり〜。


電気
会社から家に帰って玄関を開けると電気が点いていた。
しまった、消し忘れたか、でもまあいいや。そう思いながら、いつもの習慣
で電気をスイッチを押した。
あっ、と思ったが、時既に遅く電気は消えていた。


電気2
近所に人が近づくと、自動で駐車場の電気が点く家がある。
それが、どうもシャクなので、どうにか電気を点けないように歩くのだが、
毎日電気が点いてしまう。
それを何日も繰り返して、電気が点くのは避けられないと判断したN村は次
の一歩で電気が点くと思われる時にダン!と力強く足を踏み出した。
しかし、予想は見事に外れ電気は点かなかった。
しまった、ここじゃなかったかと思いながら、人に見られていない事を確認
して歩き出した。
ところが、一歩進もうが、二歩進もうが電気は点かない。いつもなら必ず点
いている場所に来ているのだが、ぜんぜん点く気配が無い。
結局、電気は点きませんでした。よりによって、人が点けようと思った日に
点かないなんて。


選挙
近頃、当選させたくない人を攻撃する落選運動なるものがブームになってい
るようです。
家から駅までの商店街を歩いていると、正面からワゴン車が走ってきて、ス
ピーカーから○○は当選させるな、□□も当選させるな、とわめきちらして
いた。
最初は、おー、やっとる、やっとる、街頭でやるとは中々攻撃的だな、と思
っていました。
そのうち、○○は国賊である、よって当選させてはならない。とか、民族の
浄化とか、にっくき北朝鮮とか、やばいキーワードがバンバン散りばめられ
てきました。
おいおい、あんたらって、そっちの関係なの?案の定、ワゴン車の窓はスモ
ークになっており、外側から内側が見えなくなっていました。
他人の思想にあれこれ言いたくはないですが、そういう活動をやっても、今
時の人間はついていかないぞ、そう思いながらすれ違いました。


トムヤムクン
ロイヤルホストで開催されている、タイ料理フェアを知っているでしょうか?
いや、食べたことあるでしょうか?
去年もタイ料理フェアをやっており、その時トムヤムクンを食べて、あまり
の衝撃的な味に笑いが止まらなくなった事があります。しかも、その時店員
さんにトムヤムクンに入っている食べるなと注意された変な野菜を食べて、
さらなる笑いの奔流へと流されていきました。
そして、去年食べたトムヤムクンの味を追体験するために、再びロイヤルホ
ストへと向かったのです。
今回はトムヤムクンツアーにN村を含めて4人参加しました。
道中、もしも、トムヤムクンが去年のような味ではなくて、おいしいトムヤ
ムクンだったらどうしよう、と不安がよぎります。
ロイヤルホストに到着し、タイ料理フェアをやっているのを確認して一安心
しました。
席に案内されメニューが配られると4人でタイ料理フェア用のメニューだけ
を必死で吟味します。
4人共、料理は決定しました。当然、全員にトムヤムクンが入っています。
まずは名前は忘れましたが麺の入ったスープが出てきました。まずは一口ス
ープをすすります。
この味、この味だ!!スープに入った辛みの元になる小さなツブツブが舌の
辛みを検知する細胞一つ一つを刺激するような感覚。思わず、水に手が伸び
てしまう。
さて、いよいよ、メインの料理とトムヤムクンの登場です。トムヤムクンは
去年と同じように、サンプルの写真とは違って赤黒い色をしています。
しかし、肝心の味の方は去年よりも、食べ易くなっていました。去年は強烈
に辛くてとても食べれたものではなかったのですが、今年のは酸っぱさも感
じられる、ややマイルドな味に仕上がっていました。とはいえ、それでも十
分過ぎるほどに辛いのですが。
そして、トムヤムクンの辛さを惹きたてるのが、中に入っているトウガラシ
です。これがまた、極悪に辛い。というか、あれは食べ物では無い!!でも、
とりあえず一本は食べて見ないと気がすまないのが人情というものです。
トウガラシを噛んで中身が舌に触れると局部麻酔でも打たれたかのように一
瞬、舌の感覚が飛んで、その後、舌に穴が開いてもおかしくないぐらいの辛
さがドドドッと襲ってきます。あれはもう危険物です。
しかし、トウガラシをクリアーしてしまえば、他の食べ物などなんてことあ
りません。さっきまで、あんなに辛いと感じていたトムヤムクンのスープも
酸味があるぐらいにしか感じられません。もう、感覚がマヒしているわけで
す。
セットに春雨サラダがついてきたのですが、これがまたエライ味でした。柑
橘系の酸っぱさが満開です。甘さの無い濃縮還元400%の柑橘系ジュース
をかけたような味で、春雨だかなんだか分かったもんじゃありません。
不思議なことに、辛さはマヒしていても、酸っぱいのは分かるようです。
はてさて、結局、今回のトムヤムクンツアー脱落者は2名でした。
本場のトムヤムクンがどんな味かは知りませんが、あの笑撃的な味を個人の
タイ料理屋ではなくてチェーン経営しているロイヤルホストでやっているの
はスゴイ事だ。
ひょっとしたら、ロイヤルホストの偉い人にタイ料理マニアが居て、毎日ト
ムヤムクンを飲まないと機嫌が悪いのかもしれない。


というわけで今日のドンタコス通信はこれにて終了です。
ロイヤルホストのトムヤムクンは話のタネに一回は食べてみる事をお勧めし
ます。ただし、気分が悪くなっても責任は持ちませんが。




ドンタコス通信000609号
ドンタコス通信000627号
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