ドンタコス通信
ドンタコス通信


はろー、えぶりばぁでぃ。れっつ、えんじょいドンタコスターイム。
さあ、今週も登場、誰が呼んだかドンタコス通信だ。
今週も元気にいきまっせ。


留守番電話
1週間ぐらい前から、やってみたいイタズラがあった。
そして、それを試す機会はようやくやってきた。
N村が自宅で本を読んでいると、電話が鳴り出した。これはチャンスだ。
このチャンスを逃すと、イタズラの方法を忘れてしまうかもしれない。
ドキドキしながら受話器を取るN村。
「はいN村です。」
「どうも・・・」
しめた、この声はI野だ。
「ただいま留守にしております。」
「なんだ、留守か。」
さすがI野だ、ウソの留守録メッセージだと分かっても、のってきてくれる。
「御用の方はメッセージの後にピーをどうぞ。
・・・メッセージ。」
「ピー」
おおっ、やっぱり応えてくれたか。しまった、でもこの後のオチを考えるの
を忘れていた。
「再生が終わりました。」
ダメだ、やっぱりオチがイマイチだった。


冷蔵庫
いい加減に冷蔵庫の調子が悪くなってきた。時々ではあるが野菜室の下に水
が溜まっているのだ。ひどい時には冷蔵庫を開けると、水がダラダラとこぼ
れてくる。しかも、こぼれる時に音がしないもんだから、気付くのはもう一
度冷蔵庫を開けようとした時がほとんどだったりする。
最近は、水がこぼれてもいいように新聞紙を冷蔵庫の下に敷いて防御してあ
る。
やっぱ、かれこれ20年ぐらい使っている冷蔵庫だからな。ボロくて当たり
前か。そろそろ買いかえるかな。


工芸品
あ〜ぁ、気がついたら全国伝統工芸品祭りが終わっていた。今年こそは行く
ぞと思っていたのに。
毎年3月ぐらいにやっていて、1回は行ってみたいと思っているのだが、い
つも気がつくと終わっている。
うーん、あわよくば、転職先が見つかるかもという不純な動機がよくないの
かもしれないな。
分かった、じゃあ転職先を見つけてから行けばいいんだ。
よし、来年はそうしよう。


夢を見た。N村は起きたら夢を忘れるタイプなので、夢の内容を覚えている
事はあんまりないのだが、今回は覚えていた。しかも、なぜかこんな夢を。
N村はなぜか「のび太」になっていた。そう、ドラエモンに出てくるのび太
だ。
しかも、シチュエーションから察するに映画版だ。
いよいよ、物語は最終局面へと突入し、敵の親玉の元へと向かうのび太たち。
のび太は西洋風の城の中でドラエモンと別れて単独行動をとる。階段は使わ
ずにタケコプターで、通常は通れないルートから敵の後ろを取り、ドラエモ
ンと挟み討ちする作戦だ。
タケコプターで薄暗い城の中を順調に進んでいたのだが、途中に鉄格子がは
まっていて、先に進めなくなっていた。
その時、見まわりに来ていた敵の子分に見つかってしまう。
しかし、さすが映画版のび太、普段なら絶対にできないような機転をきかせ
て、言葉巧みに子分を騙し、鉄格子を開けさせてしまう。
その後も順調に進んでいたが、さっきの子分が騙された事に気付いて、猛ス
ピードで追いかけてきた。
のび太は必死に逃げるが、子分の方がスピードが速く、すぐに追いつかれて
しまう。しかも、袋小路で逃げ場はない。
ああ、どうなんるんだ、N村のび太。
そこで目覚まし時計が鳴ってしまった。
続きが気になるので、もう一回寝ようかと5秒ぐらい悩んだけど、一応仕事
があるのでやめておきました。
しかし、これはドラエモンの映画を見に行けという神の啓示なんだろうか?


でなわけで、今週のドンタコス通信は、これにておしまいです。
しかし、まあ、この歳でドラエモンの夢を見るとは思わなかった。いったい
N村の頭の中はどうなっているんだろう。ひょっとして、子供のままなのか
もしれない。


ドンタコス通信000304号
ドンタコス通信000319号
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