ドンタコス通信
ドンタコス通信


みなさま、おはようございます。毎度、おなじみのドンタコス通信だよ。
今年はまだ週1回の発行ペースを維持していて、なかなかいい感じですわ。
今回はほんのちょっとオカルトが入ってます。


献血
昔のドンタコス通信でN村が献血マニアと化していて、近頃は月に一度は
血を抜かないと禁断症状がでてくるという事を紹介しました。
献血をすると、献血手帳なるものをもらえて、そこに献血回数などが書い
てあるわけなのだが、去年の12月には献血手帳とは別にポイントカード
なるものをもらいました。献血するとポイントがたまって、5、10、
16の各ポイントで何か記念品がもらえるとかいうものです。期限は今年
の12月31日までとなっており、献血の種類でポイントが異なります。
今まで献血してもらったものといえば、10回目の献血で小さなガラスの
杯みたいものが一つと、ソーラー式のカード型電卓が一つ、そして、毎回
くれるボールペンでした。そして、1月10日に献血に行ったときにポイ
ントが5ポイントに達しました。
しかし、献血ルームでは記念品が足りないので、後日配送するとの事でし
た。N村は今までの経験から今回もたいした物は期待していませんでした
し、別に物が欲しい訳ではなく、ドンタコス聖人の血を日本中に広めるこ
とができれば満足だったのです。
そんな物のことなどすっかり忘れた頃に記念品が届きました。それは、普
通サイズの封筒に入っており品物にしてはやたら薄いなと思いました。こ
の薄さはひょっとして、前にもらったカード電卓では、だとしたら、ゴミ
箱に直行だな、と考えていました。
封筒を開けると、そこには以外にも「そごうデパート」の封筒がさらに入っ
ていました。おおっ、ひょっとしてこの中には商品券が入っているのでは
と、N村の沈んでいた期待が一気に膨らみだしました。ワクワクしながら
開けてみると中には500円分の図書券が入っていました。N村としては
デパートの商品券を500円だけもらうよりも、図書券の方が使いやすく
て助かります。
ここで、ようやく本題に入ります。500円分とはいえ、現金に近いもの
を献血の記念品として配ってもいいものでしょうか。N村としては嬉しい
のですが、日本では売血行為はやっちゃいかんはず。今なら、ポイントを
集めると図書券が貰えるという宣伝を聞いたこともないという点が、さら
に気になります。献血する人を集めるためにやっているのなら、もっと派
手にアピールしてもいいと思うのです。今度、献血にいったらそこのとこ
ろがどうなっているか聞いてみたいと思います。
ちなみにこのポイント制度はどこの献血ルームでもやっているかどうかは
分かりません。東京の立川、八王子、町田では行っているようです。


特殊能力
実はN村にはかなり中途半端で微弱な予知能力なるものがある。競馬の当
たり馬券が分かるといった便利なものではなく、外出して家に帰る直前に
手紙か留守電があれば分かるというものである。調子が良ければ誰からき
たのかも分かったりする。今日も家の目の前で独特の反応があり、誰かが
留守電に伝言を入れているのが分かった。昨日、大阪から出張で来ていた
高校の時の友達と遊んだので、そいつかと思ったがなんか感じが違う。ど
うやら、この反応はI野らしい。そう判断して、玄関を開けると予想通り
留守電を知らせるランプが点滅していた。N村の予想通りI野からかどう
か、ちょっとドキドキしながら留守電を再生させてみると、やっぱりI野
でした。


特殊能力その2
1年ぐらい前に、いつもの予想とはちょっと違う感じがすることがあり、
どうも部屋の中に誰か居るような感触した。まさか、泥棒でも入ったかと
思いとりあえずドアののぞき窓からは見えない位置に立ち、カギを開けず
にドアに手をかけたが、カギはかかっていた。泥棒がカギを閉めて逃げ道
の一つをふさぐような事をすることはないだろうと思いながらも、自分の
感覚を無視することができなかった。そこでN村はカギを出来る限り音を
立てないように回すと、聞き耳を立てながらゆっくりと1から20まで数
えた。これで、中に誰か居て音が聞こえたなら、慌てて逃げ出す音がする
か、息を潜めて恐怖と戦っているかのどちらかのはずだ。しかし、20ま
で数えても中からは何の音も聞こえてこない。ということは、誰もいない
か、カギを開けた音に気づいていないか、玄関のすぐ向こうで武器を構え
て待っているかのどれかだろうと考えた。最悪のパターンは一番最後だな
と思いながら、ゆっくりをドアを開けて、数センチの隙間を開けた。相手
が通常の人間であれば、こちらの正体が分からないだけで不安になるはず
だと思い、その隙間から中をのぞくことはしなかった。そしてタイミング
をはずすためにわずかな時間を空けてから一気にドアを開放して玄関に身
体を滑り込ませた。しかし、以外にも中には誰もいなかったのである。
けれども中に誰もいないのだが妙な気配みたいなものがあり、気になって
押し入れからトイレ・浴室さらには流しの下や、冷蔵庫まで開けてようや
く誰もいないことを納得した。
誰もいないからといっても自分の感覚が違っているとは思えない、とする
と、こいつが有名なお化けというものかと考えた。まあ、仮にお化けとか
霊とかいうものであろうとも、目に見えないし悪さをすると決まったわけ
でもないので、気分を入れかえてそいつの事は忘れることにした。
さて、数時間が経過して変な感覚のことなど、すっかりさっぱり忘れたこ
ろに電話がかかってきた。これまた大阪の友達で、たいした用事でもなく
適当にお互い近況を伝えたりして電話を切った。そこで、ハッとひらめい
た、家に帰った時の変な感覚とさっきの電話がイメージがほぼ同じである
ことに。犯人はキサマかいな。


特殊能力その3
予想がある時はどんな感じかというと、歩いていて目に見えない空気の壁
に当たるような、変な抵抗というか重みを感じます。
2年ぐらい前は手紙が届いているかどうかなら8割ぐらいの確立で当たっ
ていたのだが、最近は5割ぐらいに下がってしまった。それでも、何かあ
ると感じた時は9割以上の確立で電話か手紙がある。
この確立が下がった原因としては、おそらくN村が最近はまっとうな人間
の暮らしをしているので第六感をフルに活用していないせいだろうと思う。
これがもうちょっと、役に立つ能力であれば思いっきり自慢できるのに、
5分もすれば分かることなぞ、「それが一体、何の役に立つねん」とツッ
コミを受けるだけだな。


いかん、役立たずの特殊能力については書きたかったネタだったので、つ
いつい調子に乗って書いていたら既に午前3時を回っているじゃないか。
ちなみにI野からの留守電が入っていたのは本当です。そういうわけで、
今日はこれまで。


ドンタコス通信990119号
ドンタコス通信990202号
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