『爆痛みか物語』
第85爆章

Fan×3
アーティストレベル
★★★★★

リハを済ませて、軽いランチタイム。
コンビニで調達してきたおにぎりとお茶。
久々のご飯粒〜
退院しても、みかはお粥を食べてたのだ。
ハラハラドキドキの美希は、みかの熱をおでこに手を当てて調べる。
美希のため息…
ごめんよ〜美希!

来る途中も何度も、やめよう!の説得があったが、ここにいる。

開場時間になり、みかは受付へ立ち、CDの販売をした。
続々とお客さんが来る。
みかの病状を知ってる友達の一声目は…

『大丈夫なの?』

だった。
にっこり笑って〜


平気♪


平気なわけないんだが、何かが取りついたように見た目は元気だった。
ライブをきっかけにして、数年振りに会えた友達。
ファン倶楽部の会長の中華屋えーじの心配そうな顔は今でも忘れられない。
満員御礼!!!
立ち見も出るほどの客入り。

ここで歌えるんだ〜
歌う前から熱いものがこみあげていた。

2002年3月10日 PM1:30
Mica&Toothpicksジョイントライブ
Fan×3
いよいよ開演〜

まずは、Toothpicksから…
ビートルズ等のオールディズに浜省のメドレー。

ん…

ん…

ん…



みかの体に異変がぁぁぁ

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