『爆痛みか物語』
第86爆章

異変
PPレベル
★★★★☆

美希がミキサーで音の調整をしている横に座っていたみか。
『ちょっとトイレ』
と言って席を立った。
水分をたっぷり補給していたので、最初は普通にトイレに行きたかった。
トイレに行くと…
あれ?
お腹が…
何か…

P〜

P〜

P〜

わおっっっ〜
腹痛は大した事ないものの〜
えっらいこっちゃ…
みかの番がくるまでに、普通になんなきゃ〜
焦った…
よし!
トイレから、そ知らぬ顔して戻った。

下痢だなんて、美希に言ったら"病院へ連行の刑"に処されただろう。

ここまで来て、帰るもんかぁ!!!

しっかぁし!
また…

『トイレ』

美希が心配気な顔をしていた。
焦りつつも平静を装う。
ライブ会場でモラしたら、みかの未来はない。
会場のドアを開ける。
防音のこのドアが重いこと!
しかも二重…
ダッ〜シュ!!!
やっぱり…

P〜
P〜
P〜

あぁ、どうしよ〜
取り合えず戻ったが美希の横まで行かず、入り口の受付の席に座ってみた。
お客さんが持ってきてくれた花やプレゼントの影に隠れながら、目立たずにトイレへ行ける作戦だ!
また…
わおぉぉぉ〜

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