『爆痛みか物語』
第28爆章

入院騒動
悲痛レベル
★★★★☆

どうなっちゃうんだろ…
早く痛み取れないかな〜
帰りたいな〜
静かになった処置室で心細くなっていた。
そこへ看護婦がやってきた。

「痛みも引かないし、入院しましょう。」


え゛っ?

入院なんてできません!!

言い争うわけではないが、静かな処置室の空間に声が響いていった。
おっかさん看護婦もその声を聞いてやってきた。
処置をしながら半日、
家族構成などを聞かれていたのは、
入院の可能性が高いと思われたからなのかも。
入院を勧める看護婦に、おっかさん看護婦が事情を話す。
みかは、どうなるのか不安で仕方ない。
全ては原因がわからないからだ!
その原因を調べるためにも、 ずっと処置室にいるわけにはいかないし、このベットは硬くて狭くて、
体も休まるわけがない。
こんなシュチュエーションを予感してたが、必死にかき消してもいた。

子供が一人になってしまうんです。

何の病気かわからない。
つまり入院期間が読めない。
検査で一晩お泊まり〜というなら話も別だが、
自分の体…
そんなわけにゃいかないだろうと感じていた。

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