『爆痛みか物語』
第103爆章
さわやかな朝
爽快レベル
★★★★★
破砕の夜…
また激痛に襲われるのだろうか〜
迫りくる恐怖感。
確かに、痛くないって事はなかった。
でも、それは大した事じゃなく〜
頭の鐘の方がむしろ痛かったくらいだった。
24時間点滴をしていると、夜中にトイレは2回が当たり前で〜
消灯から朝までに点滴を2回ほど変えにくる看護婦さんの気配で起きてしまう。
翌朝〜
頭痛は軽くなっていた!
点滴をしているので入浴はさせてもらえない。
病室にある洗面所で朝シャン。
うぅぅぅん♪
さっぱりっ!!!
向かい側のbabyに朝の挨拶をして〜
窓から名古屋の街を見下ろす。
最高の朝である〜
テレビを見ながら、朝食をいただく。
歯みがきをして〜
さぁさ出発!
シガレットケースを片手に朝の一服と
各方面へ結果報告の電話をしに玄関へ〜
3月…
まだ朝は寒い。
パジャマの上に、はおったパーカーのファスナーを上げてみた。
空を見上げる。
青い空が広がっていた〜
たかが結石…
それでも、生きてる喜びみたいなのが実感できた。
最高に気分のイイ朝だった。
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