『爆痛みか物語』
第104爆章

らぶりぃ〜みか
お調子者レベル
★★★★★

排出された結石。

それと腎臓の様子を確認するべく、また造影剤を入れての検査をした。
点滴をコロがし放射線科へ向かう足取りも軽やかである。
何度もやっていると慣れたもんだ。
約30分でレントゲンを撮り終えた。

「終わりましたよ〜」

みかと同じ年くらいの男の技師さんが体にかけてくれてたバスタオルを取ってくれた。

「すっごいハートがいっぱいだね〜」

この日着ていたパジャマは、黒地にピンクの小さいハートがちりばめられている柄だった。
あまり、病院で着ないだろっ…て感じなのかもしれない。
朝から気分のイイみかは…
ついつい、お調子者になっていた〜!

ラブラブって感じ〜♪

そういうとポーズまで決めてしまっていた〜!
技師さんは、笑いながら…
「ラブラブって感じかぁ…

ラブラブ…

ラブラブ…」
と、つぶやいていた。
何かおかしな事言ったかしら〜
まっいっかぁ〜♪
らららモードで、外来へ行く。
きむりんが外来当番だからだ。
いつものようにきむりんはレントゲンを見ていた。

石!なくなったよ〜」

やったね☆

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