激痛人生劇場


○ピッキング1 鍵

3/8ピッキングに遭いました。
約60万弱の被害があり、悔しいです。
悔しいので、痛い話しとしてネタとします。
では本編です。

あ〜、疲れた、今日も残業をしてやっと家に帰りついた。
やっと飯にありつける。
夜の11:00の事であった。
玄関のドアの前にたどりついた時、なんかいやな違和感を感じた。
なんだろう、この違和感は?
こころなしか、心臓が緊張しているのが分かる。
自分の部屋は玄関の真横にガラスの小さい窓があり、この窓から
部屋の電気がついているのが、分かった。
「あれ、おかしいな、部屋の電気を消し忘れて出かけたのかな?」
今まで、部屋の電気を稀に消し忘れてでかけた事があったので、今日も消し忘れた
のだろうと思い、鍵をポケットからとりだし、鍵穴に差し込んだ。
鍵をあける時は右に回すのだが、
「ん?鍵が回らないぞ」
頭の中で、まだその正体に気づかない。
「あれ、左に回すんだっけ?」
左に回して見た。
『カチ』
鍵が回った。でも鍵が閉まってしまったのである。
「ちょっと待て、なんで閉まる」
なんかおかしいぞ、鍵を閉め忘れて出かけるなんてありえない。
今度は右に回す。
『カチ』
鍵が開いた。 部屋の鍵が開いている!!
マジで、おかしいぞ。
そ----と、ドアを開けた。

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