Raspberry Pi Webサーバ 障害報告<DNSサーバ・メールサーバ障害>
2014年11月以降、RaspberryPiWebサーバはトラブル無く、安定稼働していましたが、ついに2016年8月4日に障害が発生してしまいました。
事象としては、RaspberryPiWebサーバで稼働しているDNSサーバが停止してしまい、名前解決ができない状態になり、Webページが表示できなくなりました。IPアドレス指定ではWebページのアクセスができましたが、サーバからメールの送信ができませんでした。 つまり、Apache HTTP Serverは動いていたが、bind、postfixが動かない状態になっていました。
なお、以前は、yt.comのDNSサーバをプライマリに、RaspberryPiWebサーバをセカンダリにしていましたが、この報告のとおりyt.comのDNSサーバが使えないため、RaspberryPiWebサーバをプライマリにして、セカンダリは無しにしていました。
対処としては、自宅にいるヨメに、RaspberryPiWebサーバを再起動してもらいました。再起動といっても、ヨメはOSのコマンドが使えないので、RaspberryPiの電源アダプタの抜き差しで強制再起動しました。再起動後は、すべての機能が復旧し、溜まっていたメールも送信されました。
原因は不明です。何が起こっていたかログを見ましたが、ログをメモリに書くようにしていたため、何も残っていませんでした。
そこで今後は、事象が再現した際は、ログをストレージに書いて、ログ解析ができるようにします。 しかしヨメはOSのコマンドが使えないので、WindowsパソコンからTeraTermのマクロを起動することで、RaspberryPiWebサーバに自動ログイン、ログをストレージに書き込んでOS再起動できるようにします。
運用停止時間:8/4(木)6:30-12:00
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