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Raspberry PiでWebサーバ運用中!(TOPページ)

<更新履歴>
2016/11/13 Raspberry Pi Webサーバ 障害報告<SDメモリカードの故障3回目>について掲載しました。


2013年1月からRaspberry Pi Type B 512MB(2012年発売)でWebサーバを運用しています。
導入や運用中のできごとを紹介します。


■Raspberry Piサーバの紹介

現在Raspberry Piで提供しているコンテンツは、
donnk.com(個人サイト)
kawakubocoffee.com(合資会社 川久保商店様公式サイト)
   →コーヒー豆焙煎の注文をネットで受け付けています。

サイトの規模は、
・公開Webページ数 7000程度
・コンテンツデータ容量 400Mb程度
・1日のリクエスト数(GET+POST数) 37000程度(bot含む)
・1日のユニークIP数 1500程度

■Webコンテンツのレスポンス

静的なhtmlファイルならまったく違和感なく表示できます。
例:食中毒への道トップページ

perlを使ったCGIのページの表示は、重たいもので3秒程度かかります。ちょっと遅いですが、ギリギリ運用に耐えられると思いました。
例:食中毒への道 今週のおぇ〜ランキング

そもそも自宅サーバの回線はADSL(8M)なので、速い回線であれば画像などの表示はもっと速くなるかも。

■下駄箱の中がサーバルーム

下駄箱の中に、Raspberry PiとUPS、Router、Hubが余裕で収まっています。このピンク色のプラケースは、2012年10月にここから購入した時に付属していたケースに、自分で、ケーブルの通り穴を開けました。


■Raspberry Pi移行のメリット

○何といっても省エネです!
 今までの自宅サーバ(Intel CeleronD 325 (2.53GHz))は、消費電力が60W程度。
 Raspberry Piは、たったの3.5Wですから、今までの約17分の1です!!
 1年間の実績として、年間489kWhの削減、電気料金7603円の削減に成功しました!
 詳細はこちら

○長時間の停電に対応できます。
 以前からUPS(APC RS550)を使用していますが、これまで停電時は10分程度しか持ちませんでした。
 2011年の震災の時は、計画停電で数時間も停電したので、自宅サーバの運用ができない、苦い経験がありました。Raspberry Pi移行後は、RouterやHubを合わせても12Wなので、停電しても2時間以上はUPSのバッテリーでWebサービスを提供できます。2014/4/27の八王子停電についてはこちら

…消費電力のことばかり書きましたが、名刺サイズという小ささと、低価格(4000円程度)も大変魅力です。

■購入したもの

●本体・・・Raspberry Pi(model B)メモリ:512MB版

●USB充電器・・・
 1個目:iBUFFALOのUSB充電器→連続稼働8ヶ月で故障。(障害報告
 2個目:充電万能 PL-WUCHG01(プラネックスコミュニケーションズ株式会社)に交換→2013年9月から現在使用中

●電源用USBケーブル・・・ELECOMのmicro-Bタイプ−USB2.0ケーブル 1m

●SDメモリカード・・・
 1枚目:TOSHIBA SDHCメモリカード 16GB CLASS10→2013年1月から1年1ヶ月で故障。(障害報告
 2枚目:Transcend SDHCカード 16GB Class10に交換→2014年2月から9ヶ月で故障。(障害報告
 3枚目:Transcend SDHCカード 16GB Class10に交換→2014年11月から24ヵ月で故障。(障害報告
 4枚目:Transcend SDHCカード 16GB Class10に交換→2016年11月から現在使用中。

●モニタ用ケーブル・・・iBUFFALOのHDMIケーブル 1.5m

●UPS・・・APC RS550→バッテリー消耗のため2016年8月に交換

これまで、USB充電器やSDメモリカードの故障が発生し、交換しましたが、
Raspberry Pi本体は2013年1月からの連続稼働に耐えています。
2015年2月に発売されたRaspberry Pi 2 Model Bは処理性能が向上されたようですが、当面、今のハードでどこまで連続稼働に耐えられるか、試そうと考えてます。

以下に、購入したものと同型のamazonのリンクを作成しました↓↓↓
※全て2012年発売の「Raspberry Pi Type B」用のリンクですのでご注意下さい。最新モデルのRaspberry Pi 2などの場合はストレージが、SDメモリーカードからMicro SDメモリーカードに変更されていますので注意して下さい。



■構築方法

SDメモリカードへのOS書き込みや、OSセットアップ方法の説明は省略させて下さい。特別なことはやっておらず一般的な手順で構築しています。

OSは、Raspbian Jessie。(2016年11月 Jessieにバージョンアップ)

サーバ構築としての注意点は、以下の2点。
1.デスクトップ環境などリソースを食うものは入れない。
2.SDメモリカードにログ等、常時書き込みを続けるとすぐにSDメモリカードの寿命が来てしまう(実績あり)ので、極力RAMDISKに書くようにする。詳細は、rsyslogとapacheのログをRAMDISKに書く方法(rasbian)を参照。

インストールしたパッケージは、
apache2-mpm-prefork
liburi-perl
libjcode-pm-perl
libswitch-perl
libgraphics-magick-perl
postfix
dovecot-pop3d
procmail
apcupsd
ntpdate
bind9
dnsutils
sysstat
rsync

perlを使ったCGIのページの表示に、5〜6秒もかかるページがあったので、
切り分けしたところ、switchモジュール(use switch)によるswitch文の解釈に時間がかかっているようなので、
switch文を止めて全てif文に変更したところ、表示時間が3秒程度に短縮しました。

■コーヒー豆焙煎の注文受付システム稼働中!

2013年11月28日から、RaspberryPiで、kawakubocoffee.com の提供を開始しています。こちらのサイト「川久保商店」は、コーヒー豆焙煎のオーダメイド注文を受け付けるネットショッピングサイトになっています。

・Raspberry PiにSSLサーバ証明書(GeoTrust)をインストールして、httpsによる暗号化を行っています。
・Raspberry Piでも稼働するよう、超軽量化した100%オリジナルの注文システム(perlのみ)です。
・ネットショッピングとはいっても、ショッピングカートや決済機能ありませんが、パスワードでログイン後、コーヒー豆のオーダーメイド注文(銘柄、量、焙煎度、豆の状態、お渡し日時指定等)が簡単に操作でき、受注時にお店へメールして、注文票を印刷できます。
・2014/11/8、スマートフォンに対応。
・Webデザインと構築はすべて私(ひらT)が担当。
・2016/9/19 全ページSSL化。

↓注文画面


ぜひ、香り高い炭火焙煎の珈琲豆を、kawakubocoffee.comでお試し下さい!



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Raspberry PiでWebサーバ運用中!(TOPページ)
2013/09/23 Raspberry Pi Webサーバ 障害報告<運用ミス+USB充電器の故障>
2014/01/02 2013年節電結果報告
2014/02/16 Raspberry Pi Webサーバ 障害報告<SDメモリカードの故障>
2014/04/05 Raspberry Pi Webサーバ 障害報告<OS障害>
2014/04/12 OpenSSL脆弱性対応実施報告
2014/04/28 停電中もサービス継続できました
2014/10/13 稼働状況
2014/11/08 川久保商店サイトリニューアル
2014/11/16 Raspberry Pi Webサーバ 障害報告<SDメモリカードの故障>
2014/11/18 アクセス障害報告
2015/03/09 rsyslogとapacheのログをRAMDISKに書く方法(rasbian)
2016/08/02 アクセス障害報告
2016/08/07 Raspberry Pi Webサーバ 障害報告<DNSサーバ・メールサーバ障害>
2016/11/13 Raspberry Pi Webサーバ 障害報告<SDメモリカードの故障3回目>


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