2013年1月からRaspberry PiのWebサーバ(donnk.comドメイン)を運用していましたが、昨日、障害を発生させてしまいました。以下に報告します。
■事象 2013/9/22 7:14、Raspberry PiのWebサーバの設定変更後、OS再起動後からサーバへの接続ができなくなる。原因切り分けのため、電源強制OFFして、サーバを靴箱から居間に移動、HDMI端子でテレビに接続して起動しようとするが、ランプ点灯せず電源が入らない。
■暫定対処 予備のサーバを起動、コンテンツのバックアップデータをリストアし、当日8:30、運用再開。
■原因 ・OS再起動後にネットワーク接続できなくなるのは、以前、Apacheにお試しでインストールしたSSLサーバ証明書がパスワード有りであったため、OS起動中、Apache起動時にパスワード入力で止まっていたのが原因。(運用ミス) ・その後、電源が入らなくなったのは、iBUFFALOのUSB充電器が故障したことが判明。(機器故障)
■本格対処 ・近所の電気屋で新しいUSB充電器を購入し、電源起動できることを確認。 購入したUSB充電器:充電万能 PL-WUCHG01(プラネックスコミュニケーションズ株式会社) ・SSLサーバ証明書をパスワード不要な設定に変更。 ・9/23 11:15にRaspberry Pi Webサーバに切り戻しを実施。
■稼働率 運用時間 6288時間(2013/1/3 から 2013/9/22) 運用停止 1.25時間 稼働率 99.98%
■課題 バックアップで動かした予備サーバのOS(debian)のバージョンが古く(lenny)、既にサポート切れのため、OSを最新版にしないといけない。
(後日追記→)2013年11月、予備のサーバOSを最新化して、かつ、Raspberry Pi障害時に予備サーバを起動すると、自動でコンテンツを最新化して予備サーバで運用再開できる仕組みを作りました。そのおかげで、2014年2月7日の障害発生時は、会社から自宅にいるヨメに電話して、予備サーバを起動してもらうことで、すぐに運用再開できました。
以上です。
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