ドンタコス通信
ドンタコス通信


うぃっす、久々のドンタコス通信です。実はGW明けから仕事で大阪まで出
張に行っていたのです。
というわけで、今回から大阪出張編が始まるぞ。
N村がドンタコスN村となるための土台ともいえる人格を築いた土地、「大
阪」を独断と偏見に満ちた観点から紹介します。これで今日からあなたも立
派なエセ大阪人だ!!


チェコアニメ
GW中の事ですが、久しぶりに映画館で映画を見てきました。
しかもまた、マイナーなチェコアニメです。知っている人は知っているが、
知らない人はさっぱり知らないのが、チェコアニメです。
チェコアニメというのは、チェコスロバキア(チェコ共和国)で作成された
映画の事で、アニメといっても日本風のセル画アニメとは違って、粘土アニ
メや操り人形等、作家の考え方しだいで色々なタイプがあり、普通に人間が
出てくる作品もあります。
チェコスロバキアという国は長らく、ドイツ・ソ連・連合国の間でさまざま
な抑圧を課せられてきた国で、その苦労は今の日本などという国に住んでい
る私が想像するのもおこがましいくらいです。
それゆえに、映画の内容も暗いジトッとした雰囲気の作品が多いようです。
色彩や音楽が明るくても、その裏には暗くて重いものが隠されています。
さて、チェコアニメに解説はこのぐらいにしておきます。詳しくもないのに
あれこれ説明してボロが出てもいけませんしね。
私が見に行ったのはヤン・シュバンクマイエル監督の短編映画です。これが
Aプログラム・Bプログラムの2種類上映されており合計12本もあるので
す。
当日は偶然にも映画の日だった為に1000円を2回で合計2000円で見
る事ができました。
行って驚いたのが、若い人達が多い。こんな映画一部のマニアしか見ないか
と思っていたら、二十歳前後の人がほとんどでした。
しかも、映画の日とあってか立ち見まで出る盛況振り!!といっても座席が
80席程度しかなかったりするが。
肝心の映画ですが、無茶苦茶面白い。この感動は言葉にすることは不可能で
ある。それぐらいにイイ。日本映画やアメリカ映画ではまず感じる事のでき
ない、空気をスクリーンから感じとれる。おそらく、私が嗅覚というものを
普段の生活でもっと意識して使っていれば、匂いすら感じられたと思う。そ
して、空気と共に感じられる肌触り。
子供の頃にヒッチコックの映画をはじめて見たときのような衝撃というのが
理解しやすい比喩であろう。
残念なのが、時代背景が分からないが為に理解できない作品もあったことで
す。この映画の内容が裏の裏まで、分かるようになったら今の生活には戻れ
ない気がするので、分からなくて良しとしておきます。
私は造形という視点が常にあるせいか、粘土や操り人形(木彫りだ!)が出
てくるネタが面白かったです。というか、ムショーに何かやりたくなってき
た。粘土アニメや人形劇なら、私が造形を担当すれば、監督、カメラマン、
音響の人材は揃っている。
あとは、どうにか人間を納得させれば、OKだ。よし、やれるぞ!!
といっても、先に実写でドンタコス映画を撮る約束があるから、それが終わ
ってからだな。そう一人で計画するN村であった。


映画活動
さて、一人で粘土アニメ作成計画を5ヵ年ぐらいで考えていたN村であった
が、映画を作るメンバーが集まった時に、予定外の方向に話が進んでいった。
監督が何を考えたのか知らないが、「チキンラン」のような粘土アニメを撮
ろう!と言い出したのだ。
まるで、N村の思考を読んだかのような、発言にN村はビックリしつつも、
もちろん大賛成。
これで、N村の野望がまた一つ達成しそうである。
ちなみに、今のところほとんど何も進んでおりません。まずは、「ゴキブリ
の歌」プロモビデオに続いて「リンゴGO」のプロモを粘土アニメで作成す
る予定です。


大阪出張編「大阪弁」
大阪といえば、なんと言っても大阪弁である。
始めて、この言語が耳に入ってきた時はカルチャーショックを受けたもので
す。そして、最近はテレビぐらいでしか聞くことのなかった大阪弁の本場へ
行ってきました。
しかし、大阪に着いて何か違うと感じました。なんだか大阪の毒気が抜けて
いるのです。N村が大阪に住んでいた時は、電車に乗ればやかましいぐらい
に、大阪弁でのやりとりが聞こえてきたものですが、それがほとんど無くな
っていたのです。
全く居ないということはないのですが、明らかに数が減っているようです。
大阪の街から、大阪弁が駆逐されているのかもしれません。


大阪出張編「大阪城」
久々の大阪の地に足を踏み入れて、N村がまず向かったのか大阪城公園。
ホテルから歩いていけるというのが一番の理由です。
昔に比べると、公園内にいる浮浪者の数がやたらと多くなったようです。
あちこちにビニールシートで作った簡易の家が建てられていました。
そして、ハトの数が激減していました。
やはりこれは、その日の食事に困った浮浪者たちが、公園内で遊んでいる
ハトを捕まえて、焼き鳥にして食べたしまったからなのだろうか。


久々のドンタコス通信はどうだったかな。しばらくは長期出張は無い予定
なので、これから、しばらくは週刊で発行したいと思ってます。
では、また来週。





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