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つわものX


第56話 ◎入院生活

9月10日、予てより要望していた市立病院の入院が許可された。


勤務を休めない妻には、早朝6時45分バスで出勤してもらい、


自分は一人タクシーで9時30分、整形病棟202号室の患者となる。


10時30分、問診、検温、検圧。


昼食後、病院内のボランテア運営の図書館へ。


16時45分、明日の検査についての説明を受ける。


17時45分、勤務を終えた妻が来院。


18時夕食完了。


19時、主治医より入院治療計画のインフォームドコンセント。


病名は「癒着性くも膜炎」。


「癒着性くも膜炎」。(インターネット検索可)


以前にも、この病名で入院したが、別の箇所に再発か。


ただ、自分としては、以前のみと少し違う感じだったのだが。


9月11日午前11時より飲食不可。


勿論昼食もダメ。


午後1時より排尿をして点滴開始。


午後4時よりストレッチャーでレントゲン室へ。


局部麻酔をして造影剤の針を入れようとするが、


針を入れると発作を起こして針を入れられず、


嘔吐しそうになる。同じ事を2度繰り返した為、


本日の検査は中止され、一週間延期された。


午後5時検温、検圧。薬7日分出る。


午後6時半、主治医来床。


改めてインフォームドコンセント。


午後7時副主治医来床。


9月12日


9月10日付(入院日)の診断書出る。


「腰部ゆ着性くも膜炎による、約2ケ月の入院加療を要する見込み」


9月13日


主治医の問診を受ける。


みも軽くなっているので、リハビリを始める。


来週の水曜日、もう一度検査をする。


最悪の場合はオペも有り得るが、余りオペをさせるな。」との事だった。


9月18日


9時より入浴。10時検温。11時より飲食禁止。当然昼食抜き。


13時点滴開始。15時検査開始。脊髄造影。神経根造影。


CTスキャン。神経根ブロック。16時半、無事終了。17時。主治医来床。


9月20日


処置室にて主治医より18日の結果説明あり。


18日は脊髄のくも膜のゆ着を離す治療もしたが、9月25日再度行い様子を見る。


背骨2〜3、3〜4間の左側にヘルニア有り。


左骨盤、腿、脛のみは、4〜5間のゆ着から来ていると思われる。


その後、副主治医から改めて病床で補足の説明を受けた。


18日も造影剤が入らず、治療の方をやった。


それが結果的には良かったと主治医は判断している。


9月25日もう一度、同様の治療をやる予定だ。


みが我慢出来なければ、造影は出来ない。


との事だった。


9月25日


今回入院の3度目の治療日。


何時もの通り、10時検温。35.4℃。


11時、飲食不可。12時、昼食不可。


13時、点滴開始。14時、脊髄造影。


17時、主治医来床。


2〜3間の造影剤は入ったが、肝心の4〜5間は、繋いだ骨が邪魔をして入らず。


今後の治療として、


1)クアハウスでプールリハビリを続行する。


2)どうしてもむ時は、外来でブロックを行う。


3)9月28日(土)大安日、


私の54才の誕生日に退院可とす。


退院後、暫くリハビリを。


就労の可否は、別途指示する事となった。





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