激痛病棟
(体験談)


第30話 緊急入院

混乱レベル A
あ〜あっ、やっちまった、よりによって先生の前で。
T「いつから、そんな状態なの?」
「破砕終わってからずっと」
T「それで帰ってきたの?」
「だって、帰っていいって言ったもん」
T「ちょっと熱はかろうか」
熱はぐんぐん上がって行く、どうでもいいから痛み止めをうってくれ〜!
熱はなんと、39度を超えてました。
T「今日は、泊まっていったら?」
まるで家に泊まっていきな、みたいに聞こえるぜ・・・な〜んて!
T「家に帰れば絶対無理するし、今日はここでゆっくりしていこうよ」
実際、帰る気力もない私は、そのありがたいお言葉に従うことにしました。
電話で親に入院の話をしたら、ほっとしていたみたい。
病室に向う前に、待望の痛み止めをしてもらい、車椅子でなつかしい病棟にむかったのです。


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