激痛病棟
(体験談)


第2話 忍び寄る魔の手

痛いながらも、仕事に励んでいた、まっちゃんなのですが、そいつはある時急にやってきた!!
本当に急にである・・・
朝、今までとは違う鈍痛で目が覚める、
腰も痛いが、尻も痛い、
否、
むしろ尻のほうが痛い!!
しかし毎日の仕事が有る訳で、休む訳にも行かないので取り敢えず起きてみる・・・
しかし・・・
痛くて普通には起きられない、
そこで一旦ゴロゴロうつ伏せになって(まぁこれも痛かったが)
そこから四つんばいになって、そこから起き上がったのです・・・
あまり記憶が定かでは無いですが目が覚めてから起き上がるまで10〜15分くらいかかったと思います

ようやく起き上がったまっちゃんですが、はじめの一歩が中々出ない・・・
まるでブリキのロボットの様に下半身がガチガチなのである、
まず左足を一歩・・・
そして右足を一歩・・・

痛デ???

腰に電気が走ったような痛みが来る、
もう一度、
左足を一歩・・・
そしてまた右足を一歩・・・

痛デ!?

何で??

どうして??

そこには、未だこの現実を認めたくない自分がいた・・・
そりゃそうで有る!!
昨日の夜までは何とも無かったのだから!!!
そして急に怒りが込み上げてくる!!
何時もだったら怒鳴ったり喚いたりすれば治まるのだろうけど、
大声を出すだけで腰に痛みが走る、その時点で仕事に行くのを諦めたまっちゃんでした・・

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