激痛病棟
(体験談)


○初めての入院

6/11入院。
生まれて初めての入院という不安と
激痛病棟での皆様の体験談から検査と手術に対する恐怖心がかなりありました。
特に、ミエロと手術前に銅線を入れるに対する恐怖心は凄かったです。
病院についたのが9時、まずは先生から検査と手術の説明が簡単にありました。
先生は脊髄の専門という事で
「心配いらないから。」
と笑顔でしたが、やっぱり怖かったです。
それからすぐに検査が始まりました。
まさか入院当日に検査をするなんて思っていなかったので
心の準備ができてませんでした。
ビクビクしながら検査を待っていましたが
その日は血液検査、肺活量、普通のレントゲン、心電図で終わりました。
ミエロの事が気になって仕方なかったので、先生に
「ミエロ...?造影剤の検査があるって聞いたんですが、いつするんですか?」
と聞きました。
先生は
「himeさんはしなくてもいいよ。
最近は造影剤の検査なんて滅多にしないから大丈夫。」
とまた笑顔。
不安材料のひとつが消えました。
もうひとつの不安、銅線についても尋ねました。
これも行われないと聞いて本当にホッとしました。
しかし、ホッとしたのもつかの間でした。

はっし〜さんの言ってた通り、コルセットの型取りは地獄でした。

たった10分立っているだけ、それだけの事ができなくて何度も大声で

「イッター-イ!!」

と叫びました。
型取りの業者さんは腰を真っ直ぐにしようと思いっきり捻るんです。
真っ直ぐ立って、伸ばした両腕で松葉杖を持つ姿勢だったんですが

脂汗が凄かったです。

終わるとすぐに横のソファーに横になり、しばらくは動けませんでした。
手術前に辛かったことは他にもあります。
まず、痛みが治まらない事。手術前なので当然ですが
痛みが日増しに酷くなっている気がしました。
左足の痺れもあり、坐薬を使いましたが気休めにしかなりませんでした。
それから精神的な事ですが、病室での生活。
4人部屋だったので他人が気になり、全く落ち着けませんでした。
3人は皆おばあちゃんで
ほとんど歩けないので狭い部屋にポータブルトイレが3つ...。
夜も全く寝付けなかったので、毎晩の様に睡眠薬を飲みました。
食事もほとんど食べる気になれず、一日一日がもの凄く長かったです。
6/17手術前日に麻酔の検査(?)の注射を2本打たれました。
この晩も当然眠れず、睡眠薬のお世話になりました。

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