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○入院仲間 アイタタレベル ★★★☆☆ 日曜日で雨。 回診もリハビリも医療行為は何もなしです。 ここ数日特に寝るときに足の痛みが気になり寝つきがよくありません。 眠ってしまえばいいんですけどね。 朝食後のロビーのスモーキングコーナーでの雑談の中で N県のKRさんがヘアブラシ2本と携帯用の櫛1本プレゼントしてくれました。 どれも赤やピンクの女性用で キティちゃんなどのキャラクターグッズもあります。 「こんなもんをつくってますんで奥さんや娘さんにでもあげてください。」 このKRさんは私より遅く数日前に入院してきた人ですが 何年か前に脊柱管狭窄症でN県の病院でいわゆる観血的手術を受け 再発で昨年10月にこの病院で顕微鏡下手術を受けたということですが 近頃足の痺れがひどいので再入院となったそうです。 今点滴だけ受けているらしいですが 明日MRIを撮って再度治療法が検討されるそうです。 N県での手術の時は予後が大変だったらしく その後再発したとき 中年女性に人気の舞台俳優のSがこの病院で手術を受けて簡単に終わったという ことを聞き 「S後援会」幹部が懇意であることからこの病院を紹介してもらい N県からわざわざやってきたそうです。 プラスチック成型の工場経営だそうで 問屋に卸す前の製品をおすそわけしてくれたようです。 この病院ではこのKRさんや 病院のあるN市で鉄筋工事の下請けをしているというHさん 北海道生まれで長距離トラックの運転手をしていたというYさんなど がよく話をする仲間でした。 Hさんはヘルニアによる足の痛みで日常生活ができなくなり レーザー治療を受けたらしいですがやはり神経の快復が遅く 病院内で一週間以上松葉杖を使用していました。 彼の話によるとレーザー治療はどうも部分麻酔のようで 皮膚の表面は麻酔が効くものの 実際にレーザー針を腰椎に入れるときはものすごい衝撃で 二度とやりたくないと言っていました。 その話を聞いて レーザー治療不適だった私は結果的に良かったのかなと思ったものです。 Yさんはトラック輸送で荷物の積み卸しの際 トラックの上から地上に飛び降りたときに 着地が悪かったのか足を複雑骨折したようです。 やはり松葉杖を使用し全額労災で治療できるようですが 気の毒に会社は解雇になったということでした。 このような病院生活では 仕事も住んでいるところも異なる 入院しなければおそらく永久に面識も得られなかったにちがいない人たち こういう人たちと結構親しくなることができ それが一つのメリットであることは確かなんでしょう。 お昼前にカミさんと娘がやってきました。 デパ地下でネギトロイクラ弁当などを買ってきてくれて昼時に食べました。 病院の昼食も全部食べました。 さすがに夕食は3分の1ほど残しましたが。 KRさんにもらったヘアブラシを早速娘にやりました。 娘が買い物に出てくれて お茶の2リットルペットボトル2本と推理小説1冊を買ってきてくれました。 午後4時ごろかつての部下であったSくんが覗きにきてくれました。 もう37歳くらいだろうに未だに独身でいっこうにそのケがありません^^ 【戻る】 【次へ】 |