激痛病棟
(体験談)


○受難の一夜が明けて2
苦痛レベル
★★☆☆☆
その後3人の兄のうちまず見舞いには来れない茨城県の兄にメール送信。
地元にいる2人の兄にはカミさんが昨夜のうちに電話しています。
「手術しました……年末からウジウジしていた坐骨神経痛ですが
正月明けにSS病院で診てもらい
その後もS市の病院へ牽引などに通ったりしていましたが
さしたる快方にも向かわないので
インターネットで突き当たったR県の病院に意を決して2月4日入院
昨6日とうとう手術しました。
病名は間歇性跛行を伴う腰部脊柱間狭窄症で
『顕微鏡下における部分椎弓除去』を行って
神経への圧迫をなくしたというものだそうです。
いずれにせよ昨日は朝から絶飲食に全身麻酔で手術があり
麻酔から覚めた後も昨日は動けない状態で
今日どうにかソロソロ起き上がれる状況にまでなりました。
それで持ちこんだパソコンでネットしまくっているところです。
入院は約2週間その後も1週間ほど自宅療養の予定で
この機会にゆっくり休養しようと思っています。」

時間がたつにつれ
若干の足の痛みや傷口の痛みはあるものの
もうちょっと歩けそうだという思いがだんだん強くなってきて
夕刻カミさんが帰宅してから
ヒゲドクターの言葉を聞かなかったことにして
思いきってソロソロと1階に降りてみました。
喫煙コーナーが1階にしかないため
松葉杖をついたスモーカー患者が大変不自由そうに階段を降りています。
そのことを思えば私の方がはるかに自由が利く感じでした。
その人達と話をしたのですが
私が昨日手術を受けたばかりなのにもう歩いているのには皆びっくり。
夜にはメールを送った兄から電話がありました。
またカミさんからの電話で
地元に住むあとの2人の兄が明日見舞いに来るとのことでした。

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