激痛病棟
(体験談)
Part6
○激痛!恐怖の神経根ブロック注射
今度は、うつ伏せになり、パジャマのズボンを下げられ
(ほんと情けない格好ですね)
腰に何度も針を刺されました。
先生はモニターを見ながら
「足にびりびり来たら教えて」
とおっしゃいます。
針を刺され痛いのですが、びりっとはきません。
それでも私が痛い痛いと
わめき
涙
鼻水
よだれ
が全部出ていたので、先生が看護婦さんに
「ガーゼあげて」
と言い、私はガーゼを口にあてました。
針を刺され続け1度足先までびりっときて、確か左足があがったと思います。
本当にびりびりと音まで聞こえた気がしてわたしは
「ぎゃー!痛い!痛い!
もういややー!
足動かしてもいい?」
と
痛みで呼吸が短くなり、はあはあしながら聞きました。
先生は
「ここやってんな!よっしゃ!どんなにわめいてもいいけど、絶対足動かしたらあかん!」
ともう一度針を刺すと再びびりびりきました。
先生が「
よっしゃ。終わった。痛い思いしただけのことはあると思うで。命中したから」
と言いながら、私の腰の部分のモニターを見ながら説明してくれました。
が
私には何がなんだかよくわかりません。
再び4人がかりでベッドに戻され、頭を30度ほど上げた状態で病室に戻ってきました。
しばらく
して先生の説明を聞いた主人が戻ってきて
「よくがんばったて先生がほめてたよ。うまくいったみたいやね」
とうれしそうに言うので少しほっとしました。
ブロック注射は10人中7人くらいの人には効果があると聞いたので
私もきいたのかなとだんだん気分も晴れてきました。
その後
心配していたミエロの影響(頭痛、熱、吐き気など)は全くなく
とても空腹で夕食のラ−メンをすごい勢いで食べたので主人がびっくりしていました。
この様子だったら、明日の朝、痛みは取れてるなあと思い
安心して寝る事にしました。
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