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ほみの激痛物語 第01話
○痛くは無いけど怖かった・・・





初投稿のほみと言います。


これは、まだあたしがうら若き乙女だった頃の話です。


いきなりやってくるみにヘルニアと虫歯がありますね(^^ゞ


今日はその中から虫歯のお話。





ある夕方、な〜んか奥歯がミシ…ミシみだしました。





少女だったあたしは、それまでみらしいみを感じた事がありませんでした。(幸せですね)


共働きだった母の帰りを待ち、事情を話すと急いで歯科医院に連れてってくれました。


歯科医院に着くや母は「夕飯の支度」があるとの事で一人置き去りにし帰宅してしまいました。


待合で待つ間もミシっとしたみはどんどん増し


みと不安で貧乳のくせに胸が張り裂けそうでした。


「ほみさん」





無常にも助手の方が呼びます。


治療台に乗り大口を開けていざ出陣


と思った瞬間、歯科医の無情な言葉が








「神経腐ってるね。抜くから」





そしてあのキュイ〜ンという機械であたしの歯をどんどん





グリグリ削る削る。





「じゃあ抜くから」


との合図で、いよいよ抜き取り作業開始です。


ところが…


先生はもういきなり針のような物を持ち、あたしの口目がけてやって来る。


でっかい手が…


「あれ?麻…酔は?」


もしかして無し?


なんて思っていたら





「プチ。プチィっ。」





不気味な音が…


詳しくは聞きませんでしたが、どうも腐りきっていたらしく麻酔なしでもイケてしまったようです。


抜く前は歯のみがあったくせに、抜いている間はちっともくありませんでした。(^_^)


よかった〜。


今は性格が腐ってるけど。


その後ウン年経ち


大人になったあたしは出産で切れてしまった部分を麻酔ナシで縫いきるまでに成長しました。


みなんて何とかなるさなど軽く考えたのがバカだった。


その数年後、あの忌まわしい





「ヘルニア」





になり極限のみに悩まされるとは思いもよりませんでした。


その話はまた今度。





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