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第25話 いよいよ破砕手術だよ3





いよいよ3000発をめざす。


み止めがきかない。


い  い  い  い  


べらぼうにいた〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!


絶えられない。


「先生、いです。」


声を上げてしまった。


看護師さんがすぐにそばへ来て、点滴をしているほうの手をさすってくれた。


「もうちょっとで終わるからね」


吐き気もしてくる。


「深呼吸しようね」


ムリです。


です。 涙が止まらなくなってきたのです。


なんかトイレにも無性にいきたい。


自分でもなんかおかしいと思い始めました。


「ゆかっちさん、おわりましたよ。 たぶん大丈夫でしょう。


 病室へ戻る前に、レントゲンを撮りますね。」


車椅子に乗せられて、レントゲン室へ・・・その前にトイレに行きたい。


「すいません、トイレに行ってもいいですか?」


車椅子の入れるトイレへGO!


看護師さんの見守る中で・・・・・・


恐る恐るトイレの中を見たのです。


まっ赤〜〜〜〜〜〜〜〜血、血だ!!!


「血が・・・・・」


「だいじょうぶですよ、始めは出る事がよくありますから。


 それより、石っぽいのはでてないみたいね」


それこそ大事な事じゃん。


レントゲンを撮り終えて、あの混合部屋へもどったのです。


地獄の苦しみが始まるとも知らず・・・・・・





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