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連載レポート04 投稿者:瀧本さん 02/03/12 ○神経根物語第4話 影 「んじゃ今日はレントゲン見ながら、注射しましょうかね。」 「そーとー痛いよ−。」 と言い。 引きつった笑を浮かべる主治医。 「レントゲン見ながらね?」 とどんな注射か上手く想像できない私はきょとんとしたまま。 そのまま車椅子に乗せられ処置室へ 処置室には、以前注射をミスった研修医と看護婦2人がお出迎え。 処置台の上で腹ばいにさせられた私は TV画面に映る己の腰部の透視画像を見ながら、 「おーうん○の影までうつっとるがな」 とか呑気なことを思いながら、注射をまった。 最初打たれるのは、麻酔の注射、 「麻酔してくれるなら大して痛みもないんじゃん」 とまだ余裕の私。 (その麻酔の注射は何回も針を刺したり抜いたりするので 筋肉部分での痛みを感じさせないための注射だったのね) そして悪夢が始まった。 【戻る】 【次へ】 |