『爆痛みか物語』
第18爆章
脂汗+冷や汗
激痛レベル
★★★★☆
営業車のカロバンに乗り、ZipFMを聴き出発!
前日、遅くまで商談していた為、直帰していた。
みかの家から会社まで、僅か7kmに満たない距離だが、
渋滞のメッカを通り抜けて行くため、裏道をコチョコチョ走っても、30分〜40分かかる。
家を出て、'00年の東海豪雨で決壊し、
多大な被害をもたらした天白川を越えた辺りから、痛みの波が襲ってきた。
うげっ!!!
痛いよぉぉぉ
腹痛の場合、どうしても体を丸めたくなる。
信号で止まる度、ハンドルに顔をつけて、お腹を押さえる。
運転しながらも
『痛いの痛いの飛んでってけろ〜』
お腹をヨチヨチとさすってやっても痛みは更に更に強くなる…
会社まで何とか持ってくれ〜
トイレに行きたいような気分だけど、家でしたと同じで出ないんだろう。
じわぁっ〜
脂汗が出てくる。
痛みの波が小さくなると
ひやぁっ〜
冷や汗に変わり、寒気に襲われ肌はトリトリ。
会社まで後半分のとこまで来た。
この辺りから、更に超激痛となり、痛みが弱くなる時間が減ってきた!
陣痛なら、産まれる寸前…
と言ったところだ。
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