『爆痛みか物語』
第102爆章
日頃の行い
悲痛レベル
★★☆☆☆
石が出た!
その知らせを聞いて、きむりんが病室にきた〜
「やぁ♪」
いつもより、更にさわやかで満面の笑みを浮かべてた。
先生!ありがとう!!!
「やったね♪これで腎臓も動き出すよ〜
早く帰りたいよね。もう少しの我慢だから」
はい!
先生〜
それより頭が痛いんだけど…
「動いたでしょ!」
動いてないよ〜
(みか今日はおりこうさんにしてたもんっ!なのに日頃の行いが…)
「熱出てるかもね。看護婦よこすから。じっとしててよ〜」
はぁ〜い…
看護婦さんに熱を計ってもらうと、やはり発熱〜
アイスノンで冷やしてもらった。
うとうとと寝ていると…
いつもカーテンが引かれている隣のばあちゃんとこに見舞い客。
聞きたくなくても聞こえてくる話〜
どうも娘さん2人と息子さんのようだ。
娘さん2人に、怒られている…
退院なんてしてこなくていい!
なんて言われてる…
聞いていて気分の良い話じゃなかった。
しかも声がでけぇんだよっ!!!
早く帰ってくれぇぇぇ〜
ゴンゴン鐘が鳴ってる頭を押さえて、耳を塞ぎたい気分のみかだった。
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