『爆痛みか物語』
第100爆章

頭痛
ガンガンレベル
★★★★★

ストレッチャーに乗り、病室に戻ってきた。

みかはまだ半幻覚の世界にいた。

下半身麻酔用の管はつけられたまま…
石が出なかったら、また破砕をする。
もしくは、尿道の出口から内視鏡を使い取り出す。
どちらにしても、下半身麻酔をする事になるので、はずしてもらえなかった。
下半身麻酔をしているので足も力が入らない。
しばらくは起きないでという事と頭を動かさないようにって言われた。
やがて、目を開くと頭がクラぁ〜

うわっ
何これっ〜


少しずつ意識もはっきりしてきたら…

頭が痛いぞ〜
誰か頭の中で鐘ついてんじゃないの〜
気分悪っ!!!


頭を動かすと頭痛の原因になるって聞いてはいた。
徘徊女王も、この日だけは病室におりました。
動くなんてとんでもなかったしね。
なのに〜
なぜ〜

鐘は鳴る鳴る〜
キ〜ン
コ〜ン
カ〜ン♪


いやいや…
ごぉぉぉぉぉんっ♪
てな感じだった〜
頭が少しでも動こうもんなら〜

ゴン
ゴン
ゴン


と鐘が鳴り響いてた。
起きるのは、トイレだけ。

さぁ、破砕後のトイレ!

桃の香りの!?尿とともに結石は出てきてくれるのだろうか…

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