『爆痛みか物語』
第8爆章

腰は痛くないよーだっ
激痛レベル
★☆☆☆☆

会社の近くの整形外科。
内科もあるので風邪をひくと行き、注射をしてもらっていた。
中待合室に、
二代目貴乃花と先生が握手をしている写真があるのを見ていたので、

スポーツ選手が通う病院なら間違いないと思っていた。
今思えば、間違いだったが…

「どうされました?」
お尻の辺が痛いんです。
「ベットに寝てください」

ヘルニアの診断は仰向けになって足が上がるかだ…
この時は、まだ足を上げる事ができていた。
初体験の足上げに、なんじゃらほい?のみかだった。
「レントゲン撮りましょう」
レントゲンを写し終え、貴乃花の写真を見ながら中待合室でドキドキしながら待っていた。

「みかさ〜ん」
呼ばれて中に入ると先生がレントゲンを見ていた。
「みかさん、ヘルニアになりかけてますね〜
4番5番の間の椎間板が真っ黒でしょう。
腰に負担をかけないように注意して、毎日リハビリに通って下さい。
痛いお尻のとこに弛緩剤打ちますね〜」

桃尻に注射され、腰が痛くないのにヘルニア?
不思議ちっくな気分でリハビリに向かった。

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