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第75爆章 危機感


レベル


★★★★★





きむりんがみかをみつけて駆け寄ってきた。


「やっぱり入院しようよ


えっ?


待合いの長椅子にきむりんも座り話していた。


「そんなに大きな石じゃないのに、ガンガンに塞いでるんだ。」


みかは、ただ黙ったまま聞いていた。


言葉を発したら、泣けてきそうだったからだ。


しばらく、長椅子で座り話を聞いていた。


その後、診察室に入り、今撮ってきたばかりのレントゲンを見た。


石はちゃんと、写ってる。


きむりんが石の写ってる場所のレントゲンを、持っていたペンで叩いた。


「こいつが〜


きむりんは、熱血先生である。


みかは改めてイイ先生が担当で良かったと思った。


何故、カテーテルしたのに、入院しなくちゃなんないの?


素朴な疑問が生まれる。


実は、あ〜んなにくて、気持ち悪さにも耐えたのに、カテーテルは入らなかったんだ。


石がガチガチに尿管を塞いでしまっていたからだと説明を受けた。


きむりんが石に激怒するのも無理はない。


ふりだしに戻されたわけだから…


入院かぁ…


もうあと5日なのにな〜


みかの腎臓





もうちょっとだけ頑張ってよ〜





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