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第38爆章


レベル


★★★★★





ケースワーカーは、


困った人の力になるために知恵を授けに来てくれたのだろうが、


その選択はみかにとって悲し過ぎる。


みかが元気になるまでならと、物は考えようだったのかもしれないが、


ただでさえくてうなってる時だ


そんな気持ちのゆとりが持てるわけもなかったのだ。


親切に説明を続けてるケースワーカーの話の途中で…





もういいです


何とかしますから





どこにも根拠のない一言である。


何とかするって、どうするの?


そんな質問がきたら………


そこまで考えもせずに、口走っていた。


当たり前だが、質問された。





何とかって?


何とかに決まってるじゃ〜ん





…といつもしてるように返しても駄目だろうと感じたので、


一応嘘をついてみた。





頼める人がいるのを思い出しました。





そうそう


うんうん


あの人がいるわ





あの人って、誰なんだろう…


みかが聞きたいくらいさ。





嘘つくのが超下手くそだという事をある時期から知ったので、


都合の悪い事は言わない事にしているみか。


怪しいと思われても仕方なかった。





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