激痛ヘルニア物語 Part2
第14話
第14話 地方病院入院
2014/06/06
新しく紹介された、病院の雰囲気は、以前入院してた病院とかなり違った。
元々、入院、手術をした病院は、最先端を行っていたので、病棟も綺麗だったが、ここは違った。
また、大部屋の人数からして違った。
昔入院した病院では、大部屋は6人。
紹介された病院の大部屋は、8人。
で、部屋の大きさは、ほぼ同じなのである。
ようするに、ベットが非常に小さく、無理やり押し込められたような、大部屋だった。
そして、一番ショックを受けたのが、テレビが自由に見られない。
一応見られるんだけど、その為には、それなりのお金が必要となる事が判明した。
テレビカードなるものを購入して、テレビを見ていると残り時間が減っていくのである。
これでは、自由にテレビを見たくとも、おのずと、どうしても見たいものしか見ないようにするしかなかった。
大のテレビ好きだった、はっしーは、結構ショックを受けた。
(湯水の如くつかえるお金は無いし・・・)
そうなると、ラジオや、本、漫画など、別の娯楽を求めるようになった。
どうしても、テレビを見たい時だけ、テレビをつけるという習慣とならざる得なかった。
あーーー、テレビ見てぇ・・・