激痛ヘルニア物語
第47話

造影MRI チクチクチクチクチクチクチクチクチク
(激痛度レベルC+)

仰向きに寝ていると、先生が足首の消毒を始めたのです。 そうです。
造影剤は足首から入れる事が判明したのです。 まぁ先生はベテランなので造影剤の注射くらい
すぐに痛みも伴わず終わるだろうと思っていました。
甘い考えと分かるまで数分・・・
先生は造影剤の注射を持つなり
「注射するのへたなんだよね〜」
おい!!
針が足首に刺さりました。
でも造影剤は入ってこないです。
しつこいようですが、入ってこないのです。
「おかしいな〜、もっかい刺すね」
お〜〜い、かんべんしてくれ。
プス
それでも造影剤は入ってきません。
「おかしいな、もっかいやり直すよ」
何度足首に針を刺したことでしょう。
刺すたびに当然の事ながら痛い。
チクチクと針の刺さる痛み。
途中からどうにでもしてくれ状態です。
何度か刺すうちにようやく造影剤が入り、その後はいつものMRIと同じ検査でした。

戀戻る 驪前 黎次