激痛ヘルニア物語
第35話

ミエロ後夜祭 我慢
(限界度レベルレッドゾーン)

誰にも我慢ができない事があります。
そう我慢の限界が近づいていたのです。



さてどうしたものか。
こんなはずじゃあ無かったと思っても
時すでに遅しあとは、どうやってそれの気を紛らわすか。
とりあえずなんか別のことを考えよう!



ん〜〜やっぱり
それどころじゃあ無いーーー!
その時です、看護婦が朝の検温の為、病室に来たのです。
あの〜、そろそろベットから降りてもいいですか?
と丁重に伺います。
「駄目です。先生の許可がないかぎりベットから降りる事は許しません」
そこをなんとか
「駄目です!あと数時間はこのままです!!」
でもそいつは、じわじわやってきます。
たのむ!
早く早く先生よ来てくれーーー
そいつの正体を看護婦に言うべきか悩んでいたその時、先生が来てくれました。
先生!!ト、トイレ行っていいっすか!!
「ホントは駄目だけどいいよ」
と言った瞬間 トイレまで腰の痛みを抑えつつお腹に刺激を与えないように駆け込んだのでした。

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