激痛ヘルニア物語
第10話
注射をしてくれ〜〜
(激痛度レベルA)
ヘルニアによる症状がひどくなってくると足に痛みがでてきますが
この痛みは並大抵の痛みではありません。
牽引により痛みに一層拍車がかかってしまい
単なる痛み止めの薬のみでは
我慢ができなくなる程の痛みが襲ってきたのです。
常に腰や足が痛い。
この尋常でない痛み、もう我慢の限界を突破していました。
そこで登場したのが、筋肉注射による痛み止めでした。
筋肉注射をうつと
スーーーーーーーーー
と
痛みが引いていきます。
でも、注射をしてしばらくしてヤクが切れてくると・・・
やっぱり痛い我慢ができない。
頼むから
注射してくれ〜
と言っても
「この注射は1日3回が限度です」
と断られてしまう。
そう朝/昼/晩の3回しか注射をしてもらえないのです。
気が狂いそうになるのを押さえながら
次の注射を待つ
この繰り返しとなったのです。
それからというもの筋肉注射を打ちすぎたのでしょうか
肩にしこりがあるかのごとく堅くなっていました。
それでも筋肉注射のない生活が考えられなくなる程
痛みがひどくなっていったのです。
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