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04/02/21 香瓜子

2004/02/21(土)
切符を買った帰り道に大好物の「香瓜子(シアングアズ)」を売っている店があったので寄ってみた。「香瓜子」とはひまわりの種に味付けした食べ物のことだ。

ひまわりの種は、辞書を見ると「葵花子(クイフアズ)」と書いてあるが食べ物の名前としては「香瓜子」の方が正しい気がする。でもタダの商品名かもしれない。判明したら追って報告する。

私は、この「香瓜子」が大好物だ。でも、日本にいるときに中国土産に貰って初めて食べたときはあまりおいしいとは思わなかった。ところが、少しずつ食べているうちに次第においしさがわかるようになってきたから不思議。

食べ方は超簡単。ひまわりの種の殻を歯でパリッと割るとほんとに小さな乾いた実が出てくる。それをチマチマと食べるのだ。ただし、これをいくら食っても決して腹一杯にはならない。しかも、食べるためには両手を使って殻を割る必要があるため、1つ食べる毎にいちいち作業がストップする。
忙しい時にこれを食うと能率が半分以下にダウン(当社比)するので注意が必要。(笑)

でも私はこれはダイエットに最適だったりする?なんて考えている。
例えばテレビを見ながら毎回ポテトチップスを食べれば確実に太るが、「香瓜子」ならいくらがんばって食っても食える量はしれています。しかもテーブルの上には食べた後の殻が山盛りになって視覚効果的に「いっぱい食べたぁ」という気分にさせてくれます。
空腹感は少ししか満たしてくれませんが、少なくとも手が寂しいということはありません。


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香瓜子を売る露店の様子。いろいろな味付けのものがある。
味付けをしていないものもある。500gで4元(約60円)。


超市(スーパー)に行くとちゃんと包装されたものも買えます。

以下に双方のメリット、デメリットをまとめてみた。

○超市で買った場合
【メリット】
・しっかり包装されているので湿気ている等の品質上の不安が少ない。
・細かい種は除かれているので食べやすい。
【デメリット】
・値段が高い。380g入りで5.5元(約82.5円)。露店と比べて7〜8割増し。
・選べる味が少ない。

○露店で買った場合
【メリット】
・値段が安い。500gで4元(約60円)。値切ればもう少し安くなるかも。
・味付けがいろいろと楽しめる。
【デメリット】
・ゴミみたいに小さな種も入っている。でもダイエットにはいいかも。
・包装されていないので湿気ているなど品質に不安がある。


ちょっと補足します。
ゴミみたいに小さな種の中には何も入っていないかというとそうではありません。
可愛らしい小さな実がしっかり入っています。がんばって食べましょう。

最近は日本でも大きなデパートやアメ横などで買えるようです。
試しに食べてみようかなという人は、最初は口に合わないと思うので少しだけ買ってみるのが良いと思います。
味は単なる塩味とかが食べやすいと思います。中国的な味付けは慣れるまでは日本人の舌にはなかなか合いません。


しかし、13億の人間がひまわりの種を食べてるってことは中国のどこかにすごい規模のひまわりの産地があるんじゃないかと思う。
そこはたぶん夏になると地平線の向こうまで一面ひまわりの花で埋まるんだろうな。見てみたいな〜、きれいだろうな〜
よしっ、夏休みになったら地平線の向こう側まで続くひまわり畑を見に行くのだっ!!



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