泥酔路線バス
一覧

2006/08/01
死亡事故について考える

最近、近くで起きた死亡事故について。
1件めは自転車との接触(?)
概要は、22時頃片側1車線の道路(歩道は狭く、2人並んだらいっぱいいっぱい、ガードレール無し)を運行中、歩道を走っていた自転車と接触して死亡させたもの。
運転手及び乗客も接触に気付かず、後方を走っていたバイクに指摘されて停車した。
被害者は酒に酔っており、かなりふらついて接触転倒したらしい。
何故推測なのかというと、車体に接触した痕跡が全くないこと。
警察も断定出来なくて、事故を誘発したとしての処分になるようです。
次は横断者を礫禍してしまったケース。
こちらは業務上過失致死容疑で逮捕されてしまいました。
概要は、バス停から発車の際、反対側の道路から、動き出してるバスに乗ろうとして手を振りながら横断してきた老女を礫禍して死亡させてしまったものです。
僕たちは大型二種という運転免許の最高峰を持っています。
その為、注意義務が半端じゃなく、事故の際にはかなり厳しく罰せられてしまいます。
それを踏まえても、上記2件の事故には納得のいかない部分が多い。
事故を起こした責任は感じるし、亡くなられた方には非常に気の毒に思う。
しかし、我々にも家族が居て生活が有る。
被害者側の不注意をどうしても責めたくなってしまう。
酔ってふらふらになりながら自転車なんか乗るなよ…いや、せめて車道を走ってくれてれば、大きく避けるし、ふらついて危ないとすぐ判断がつくのに…
走り出したバスに乗ろうと道路を横切って駆け込むなんて、子供でもしない。
運転手はどうしても、走って来る客が居ないか、左に気を取られてしまうもの。
でも本当多いんだ、年寄りは。
反対の歩道から飛び出してくる人。
お互いが不幸にならないように、社会のルールを守って欲しい。
もちろん我々も、より一層安全運転を心掛けますから。
驪前 黎次 戀戻る