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秋の 余計な受験
本気でやらなきゃいけない受験の前に
私は「初級シスアド」を受験していた。

半年前から少しずつ準備を重ねて
この日に備えた。

会場には時間より少し早く着き
お茶でもしながら回りを眺めた。

みんなテキストとか必死に読むが
私は、あきらめとめんどくささから
テキストを開きもしなかった。

試験会場は1度にかなりの人数が受験できるところで
(私の時で2000人以上が受けただろう)
その人の数で舞い上がってしまった。

いざ試験になると
回りのペンの音が気になるし
途中退場可能時間になっての退場者が
とっても気になって
計算どころじゃなかった。

会場を後にした時、路上で配られる
「勉強には○○」とかいろいろな受験予備校の
パンフレットが駅に着くまでに
両手いっぱいになってしまい
ゴミ箱に投げ捨て
頭を鍼灸学校受験モードに切り替えた。

残り1週間。





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