ドンタコス通信
ドンタコス通信


さあ、やってきました。ドンタコス通信の時間です。
今週は訳あって、遅れての配信ですが細かいことは気にせずに、元気に参り
ましょう。
えっ?訳は何かって、いや〜、まさかサボってたなんて言えるわけないでし
ょうが。


リンゴ
さすがに、もらったリンゴがヤバイ状況になってきた。
中でも一つ、ずば抜けて凄いリンゴがいました。
見た目は痛んでいるように見えないのですが、その臭いから察するに発酵し
てアルコールになろうとしているヤツがいたのです。
いくら丈夫な胃腸を誇る私といえど、さすがに自宅の床に放置してある発酵
リンゴをそのままでは食べる気しないので、ジャムにする事にしました。
皮をむいて切ってみると、表面はちょっと色が違うだけなのですが、芯の方
は触るとブチュ、という感覚が伝わってきて、指がずぶずぶとリンゴに埋ま
ってしまいました。果たして、これは食べても大丈夫なのか、思案した挙げ
句、痛んでいる部分は捨ててしまいました。


イグジステンズ
久々に映画を見に行きいました。私が見る映画なので当然「アナザヘブン」
のようなメジャーな映画のわけありません。クローネンバーグ監督の「イグ
ジステンズ」です。
クローネンバーグさんと言えば中学生ぐらいの時に見た「ビデオドローム」
の衝撃的な映像が印象に強く残っている人です。
さて、映画の設定としては、仮想空間でゲームをして仮想と現実が入り混じ
るというタイプの映画で、私が大好きなサイバーパンク風の映画なので、こ
りゃ見に行かねばならんと思ったわけです。
仮想空間でゲームをするのに、プレイヤーの背中に穴を開けて、そこに有機
的コントローラをへその緒のようなケーブルで繋ぐというビジュアルがイイ
感じです。
途中、自分の意志とは関係なくゲームのキャラクターとして行動してしまい、
仮想と現実の間で自我崩壊を起こしそうになるあたりが最高です。これで、
「トータルリコール」を見た時の不満がようやく解消されました。あれは、
単にSFXを駆使しただけで、仮想と現実が混乱するような事はなかったか
らな。
終わって映画館を出ると夜の新宿・歌舞伎町の喧噪が薄っぺらく感じるほど
に酔わせてもらいました。
でも、普通の人が見て楽しい映画かというと、金払って見るほどのものでは
ありません。


増量中
そろそろ、本気で体重を削りにかかろうと思います。
何せ、体重72kg。重すぎて話にならん。3年前ぐらいまでは65kgぐ
らいだったハズなんだが。時の流れとはおそろしいものです。
まあ、ストイックな生活は好きなので半年もすれば、それなりに戻っている
と思います。
私にとっては体重を落とすというのは、自分自身を相手にしたゲームのよう
なもので、それほど苦にはならないのです。
そういう事で、しばらくは、食事&飲酒制限を発令します。


仲間
残業した帰る途中の電車で数人のサラリーマンが発車間際にドアを抉じ開け
ながら強引に乗りこんできた。
酒が入っているらしく、ご機嫌な様子で不必要なデカイ声でオシャベリに興
じている。
まったく、このやかましいのは何なんだ。と思いながら、そちらを見ると一
人のえりにN村の会社の社員証がついていた。
N村は自分が社員証をつけていない事に感謝した、なぜなら、他の乗客に仲
間だと思われかねないからだ。
こうやって、うちの会社は評判を落としていくんだな、うんうん。だから、
飲む時は社員証は外して少々暴れても正体がばれないようにして飲みましょ
う。いや、そうじゃなくて、飲んで電車に乗る時は周りの人の気分を害さな
いようにしましょう。
前々から、思っているのだが飲み会の後に集団で電車に乗るのはいいが、ド
ア付近にかたまって、人の流れを邪魔するのはどうにかならんもんだろうか。
あれは絶対にカッコ悪いぞ。


今日のドンタコス通信はこれにて終了。
イグジステンズのせいでビデオドロームが見たくなったけど、レンタル屋に
置いてあるのだろうか?近所のレンタル屋に行ってみるか。


ドンタコス通信000508号
ドンタコス通信000530号
ドンタコス通信2000年に戻る。
N総研のTOPに戻る。