ドンタコス通信
ドンタコス通信


どうも、お久しぶりのドンタコス通信です。
別に例のテロで自粛していたわけではないのですが、テロに関して私的意見
を述べると、とんでもない事を書きかねないので自制していたわけです。
そろそろ、自分の中で落ち着いたかと思ったら、空爆なんぞ始めやがった。
まあ、とにかくドンタコス通信復活です。


通電
N村はパソコンと別装置との間で通信試験をやっていました。
別装置というのが、パソコンのマザーボードのような基盤が何枚も金属製の
箱にセットされた、何の面白みも無い機械です。
そいつに通信ケーブルを接続したり、抜いたりしていた時の事です。
金属製の箱を押さえていた左手がブブブッと震えたのです。ありっ、おかし
いな、手が痺れるほどに体重をかけたはずじゃなかったのに、と思ったので
すが、まあ一種のツボにはまったのだと納得して、作業を続けていました。
すると、またもや左手が震え出しました。さすがにこれが2度3度と続くと
いくらN村でも、何かおかしいと感じるようになりました。
震えるのは、決まってケーブルを抜き差しする時。そして、ケーブルの口は
絶縁されていない。という事は、ケーブルを握った右手から電気が、やあ、
こんにちわ、とばかりに体内に侵入して、金属製の箱がアースになって左手
から去っていったという事か。
多分12Vか5V、高くても24Vだから大丈夫だろうと、根拠の無いまま
納得して、ビリビリを味わいながら作業を続けるN村でした。


病(やまい)
ここ1ヶ月ほど、眠り病にかかったかと思われるぐらいに眠い。
今なら、24時間連続睡眠ですら簡単にクリアできそうな気がする。という
か、気を抜くと平日でも延々と寝続けそうで怖い。
会社から帰ってきて、一度パタッと倒れると、そのまま朝までぐっすり眠っ
てしまう。
で、明け方の4時頃に、あまりの寒さに目が覚めてしまうのだ。
そんなわけで、色々と創作活動から次第に遠ざかっております。
どうやら、ここ3年ぐらいの身体にムチ打って、あれこれやってきたツケが
回ってきたようである。
誰か身体に溜まったツケを踏み倒す方法知りませんか?


アートマーケット
久々に川崎アートマーケットに出店してきました。
しかし、仕事に追われていたのと、前述の眠り病の為にさっぱり準備はして
おりませんでした。久々なんだから、これは!!という新作を持っていきた
かったのですが、そんな都合の良い願望はあっけなく破れました。
そして、当日も眠い。それに加えて、布団無しで眠っているせいか見事に風
邪をひいてしまい、身体がだるくて頭が重いぞ。そんな状態なので、まとも
商売なんて、する気がおきません。
悪い事は続くもので、追い打ちをかけるかのように天気が悪くなってきまし
た。
夕方になると雨が降ってきたので、帰る口実が出来たとばかりに、さっさと
店じまいしてしまいました。
結局、その日の売り上げは300円也。こんな調子では独立出来そうにない
な。


パフォーマー
アートマーケットの会場で、パフォーマーの方が芸を披露していました。
その中の一人が凄いレベルでした。ネタも何種類か持っているようですが、
中でも、喜劇風パントマイムは最高でした。素人の私が見ても、一朝一夕には
出来ない凄い事をやっているのが伝わってくるのですが、そんな事を忘れさせ
てくれるぐらいに面白い。一発でファンというか虜になってしまいました。
笑うのが礼儀だと思っているN村は遠慮なく、笑わせてもらいました。
あのおかしさは説明できるものではなく、生で見ないと分からないのが残念で
す。
いちおう説明すると、チャップリンとは違うタイプで、映画「マスク」風の大
げさでマンガ的なアクションと表情、それにマッチした感情表現たっぷりの音
楽。すげー研究しているのが感じられました。
すっかり満足したN村は最後に、その日の全売上げ金額300円を渡してきま
した。そのぐらいの価値は十分にありました。


芝生
N村のジョギングコースにある公園の芝生がいつの間にやら、開放されていま
した。今まで、そこは芝生を養生させるために立ち入り禁止だったのです。
面積は草野球ができるぐらいの広さで、木もベンチも何もない空間になってい
ます。
N村がジョギングするのは、深夜に近い夜なので公園にはほとんど人はいませ
ん。日頃から地面の上に大の字になって寝転びたいという願望を持っているN
村は、当然それを実行しました。
芝生が直接皮膚に当たって刺激してきます。芝生ってチクチクするものなんだ
と、思い出したように感じました。残念ながら、薄曇りの為に星は見えません
でしたが、予想以上に気持ち良かったです。
何が良いって、解放感が最高です。日頃に意識・無意識問わず蓄積されたスト
レスから一気に解き放たれた気分になれました。会社から家に帰ってくると、
会社からの束縛から逃れたような気分になり、安心するのですが、それを更に
増大させたような感覚です。
会社からの解放というよりは、社会全体からの束縛から抜け出して自由になっ
た気分です。
あんまり、連続してこの気分を味わうとだんだんと感動が薄れていくので、何
度も体験できないのが残念です。


テツナリ
昼休みになると会社にヤクルトのおばさん、というよりお姉さんがヤクルト製
品を販売しに来ています。そのヤクルトお姉さん、某F原氏の机に飾ってある
「ゴキブリの歌」CDがとっても気になっていました。
その噂がN村の耳に入り、CDを差し上げる事にしました。
数日後、ヤクルトお姉さんが報告してきました。
「うちの子が、凄い気に入っちゃって、CDの再生ボタン押すの覚えてずっと
聞いているんですよ。止めたら怒っちゃうんですよ。
なんだかゴキブリの歌を保育園で歌っているらしくて、連絡ノートにゴキブリ
の歌って何ですかって書いてあったんですよ。」
将来が楽しみな子だなと思う反面、いたいけな子供の脳にとんでもないモノを
植え付けてしまったような罪悪感が・・・。
また数日後
「最近は保育園で運動会の練習はしないのに、一人でリンゴの歌を歌いながら
踊ってるらしいんですよ。」
脳裏に小さな子供が、ピョンピョン跳ねながら「てつなり、てつなり・・・」
と歌っている様子が浮かんでしまったぞ。
どうやら、完全にドンタコス教の信者になってしまったようだ。
さらに、直接ヤクルトお姉さんから聞いた話しではないが、家でテツナリパン
チ!、テツナリキック!!をやっているらしい。そんな歌詞は無いのだが、そ
の子の頭の中ではテツナリ=ヒーローという図式が存在しているようだ。
さらにさらに、ヤクルトお姉さんはテツナリ(N村の会社に居ます)と感動の
対面を果たして、握手していったそうです。
ちなみに、CDの代価としてヤクルトジョアを頂きました。


てなわけで、久々のドンタコス通信はこれでおしまい。
また次回をお楽しみに。





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