ドンタコス通信
ドンタコス通信
どうも〜、お疲れさんです、ドンタコス通信です。
みなさん、いかがお過ごしですか?N村邸は今年も暑くなってきており、だ
んだん人間の住む環境ではなくってきている気がするぞ。
耳
N村はいつものように下北沢で京王線から小田急線に乗り換えた。
帰宅ラッシュの時間帯を外れていたせいか、車内は比較的空いていたので立
ったままではあるが読みかけの小説を読むことにした。
小説の世界へとトリップしていたN村であったが、急に現実に引き戻された。
目の前に立って雑誌を読んでいる40歳前後の男性が耳を触っているのに、
気を取られたからだ。
普段なら、そんな事はすぐに忘れて再度トリップするところであるが、男の
様子を見てしまうと、とてもそんな状況ではなかった。
その男は自分の耳を耳の穴に押し込んでいたのだ。しかも手を離しても耳が
元に戻らずにいわゆる「ギョーザ」状態になっている。N村の立っている側
から確認する事ができないのだが、反対側の耳もどうやら穴に入れているよ
うだ。
どうやら、耳を耳の穴に入れる事が癖になっているらしく、なぜそんな事を
するのか本人に訊いてもおそらく分からないのであろう。
両方の耳を穴に入れた様子を正面から見たかったのだが、あからさまに、目
の前に移動して顔をジロジロ見るのは失礼なので、どうにか正面を向いてく
れないものかと期待していた。しかし、その男は途中で降りてしまいN村の
願いは叶わぬものとなったのであった。
音
会社から帰る途中の交差点にでっかい集音器が置いてあった。どうやら、道
路の騒音測定でもやっているようだ。
思わず、すぐそばでウオォォーー!!と雄たけびをあげたくなったけど、邪
魔しちゃ悪いので、ほっといて帰りました。
ただし、酒を飲んで酔っ払っていたら、「ここで叫ぶのが習慣なんですよ、
ひゃっひゃっひゃ」とか言って本当にやっていたかもしれない。
首
うーん、首から右肩にかけてが痛い。感覚としては寝違えたような感じなの
だがちょっと違っている。右肩周辺が20%ほど増量したというか生理食塩
水でも埋め込まれたように、感覚が鈍くなっている。
こいつが朝は結構痛むのである。どれくらい痛いかと言うと、起きられない
くらいに痛い。神経直撃の激痛タイプではなく、どちらかと言えば筋肉痛系
の動かせば動かない事はないってヤツです。
しかし、目覚まし時計の音で目が覚めて、離れた場所にある目覚ましとオフ
にしようと起きあがろうとすると、見事に立てない。上半身が上がらないの
で情けない事にその場でゴロンと半回転してしまうのだ。その後に首から右
肩が悲鳴を上げてようやく自分の身体の状態を思い知る事になる。
目下のところ原因は不明だが、やはり布団を敷かずに床の上で直に寝ている
のが問題だろうと思う。
しかし、今までずっとそのやり方で平気だったのに、なぜに今頃痛み出した
のであろうか。
蒸風呂
だんだん気温が高くなってきて、N村の部屋は今年も蒸風呂と化してきてい
る。
平均気温は30度を超えて、湿度は60%ぐらいである。これが気温33度
湿度65%になるとまさに地獄である。
動くと熱量が上がるのでひたすら身体を動かさないように過ごさなくてはな
らない。気分は砂漠の猛暑に耐える虫である。
先日、またバナナが溶けかかった。旧来のドンタコス信者は知っていると思
うがN村邸では夏になるとバナナが溶けるのである。今回は溶ける一歩手前
で皮をむくと、そこには半透明の熟しまくった実が顔を出してきた。バナナ
を揚げたりオーブンで焼いてから、シナモンをかけて食べるお菓子のそっく
りのバナナになっていた。
あと一日放置しておけば、溶解していたであろう。しかも、このバナナが熟
れた甘い匂いを思う存分に撒き散らしてくれて、胸が悪くなってくるから困
ったものである。
でも、熟れたバナナはバナナジュースにすると美味かったりするんだな。
以上、灼熱地獄が目前のN村邸からお送りしました。
それでは次回をお楽しみに。
ドンタコス通信010703号
ドンタコス通信010720号
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