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はっし〜


第173話 大便解放?
(激痛度レベルなし)

みを耐えて術後2週間が経ちました、そう立っても良い日が来たって事なんです。


この頃になると、みもまだ残ってはいるのですが、を伴うみはもう無くなっています。


背中を切ったみもほぼありません。


無理をするとみは走りますが、この頃になるとあまり気にならなくなってきます。





朝の回診で、担当の先生がやって来ました。


「はっし〜さん、術後2週間たったので立ちましょうか」


「立つためのコルセットを作りましょう」


やっと起きあがれる。


これで、寝たきりの生活





そう寝たままでの食事、寝たままでの大便から解放されるぞ!!





特に大便から解放されるのはうれしかった。





どうしても、日が経つにつれ大便の方は恥ずかしくなってきたのです。





みがある頃は、どうにでもしてくれ状態だったのですが、やっぱりみが無くなってくると





恥ずかしいから、我慢をして大便の回数を減らそうとしてしまいます。





体には良くないんですが、我慢をしてしまうのです。


ただ歩く事への不安も有りました。


この時、まだ右足の麻痺は徐々に良くはなってきてはいるのですが


まだ足が動いてはいませんでした。


実際立って歩くことが出来るのだろうか?


こればかりは、歩いて見ないことには、分かりませんでした。


その麻痺の不安は有った事で、手放しで喜べはしなかったけど





それでも立っても良いって事が本当にうれしかった。





そして、ベットの角度が45度まで上げられていったのです。


「しばらくこのままで居て下さい、気分が悪くなったら看護婦に言って下さいね」


と先生が言い、どこかに行ってしまいました。


ん?


立つんじゃ無かったっけ?


あれ?なんで、ベットの角度を上げて待ってるんだろう?





ねえ。先生。





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